特許
J-GLOBAL ID:200903003324012596

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-111088
公開番号(公開出願番号):特開平6-300077
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 振動板を加振するための電磁力を、小型の永久磁石を用いて効率的に得ると共に、コイルの放熱性を向上すること。【構成】 流体室48の壁部の一部を構成する振動板44の背後に、内側ヨーク部材56と外側ヨーク部材58を径方向で対向配置し、内側ヨーク部材56の外周面に内側コイル64を、外側ヨーク部材58の内周面に外側コイル66を配設する一方、内周部と外周部が磁極部とされた環状の永久磁石68を、それら内外コイル64,66の対向面間に軸方向に変位可能に配設すると共に、該永久磁石68を振動板44に連結した。
請求項(抜粋):
互いに所定距離を隔てて配された第一の支持金具と第二の支持金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結すると共に、内部に所定の非圧縮性流体が封入された流体室を、かかるゴム弾性体にて壁部の一部を構成して設けてなる流体封入式防振装置において、前記流体室の壁部の別の一部を変位可能な振動板にて構成し、該振動板の背後に内側ヨーク部材と外側ヨーク部材を配置せしめて、該内側ヨーク部材の外周面と該外側ヨーク部材の内周面との間に環状空間を形成すると共に、該内側ヨーク部材の外周面上に内側コイルを、該外側ヨーク部材の内周面上に外側コイルを、それぞれ配設する一方、内周部と外周部が磁極部とされた環状の永久磁石を、前記環状空間において前記内側コイルと前記外側コイルとの対向面間を軸方向に変位可能に配設せしめて、該永久磁石を前記振動板に連結したことを特徴とする流体封入式防振装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-312229
  • 特開平4-135000

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