特許
J-GLOBAL ID:200903003326081714

衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157003
公開番号(公開出願番号):特開2000-006819
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】 二次衝突時に、ステアリングホイール1の前方への変位開始を円滑に行なわせ、運転者の保護充実を図る。【解決手段】 車体16に固定した上部支持ブラケット4aの支持板部18に、透孔25と延長部29とを形成する。このうちの透孔25は二次衝突時に加わる衝撃荷重F0 の方向に、延長部29はステアリングコラム3aの軸方向に、それぞれ形成する。アウターコラム13に固定の被支持ブラケット21に螺着したボルト26を、上記透孔25の後端部に挿通する。二次衝突時にこのボルト26は、この透孔25の前端部に移動してから延長部29に入り込む。
請求項(抜粋):
ステアリングコラムを車体に対して支持すると共に、衝突事故に伴う二次衝突の際にこのステアリングコラムを、運転者の身体からこのステアリングコラムに加えられた衝撃荷重を吸収しつつ自動車の進行方向前方に変位させる機能を有する衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置であって、左右1対の支持板部を有し、車体に固定される支持ブラケットと、これら1対の支持板部の内側面に対向する左右1対の被支持面を有し、ステアリングコラムの中間部に固定されて上記1対の支持板部の間に挟持される被支持ブラケットと、上記1対の支持板部に形成された透孔と、上記各被支持面に結合固定された状態でこれら各透孔を挿通された結合部材とを備え、通常状態で上記各結合部材は、上記各透孔の後端部に存在しており、これら各透孔は、上記二次衝突に伴って上記各結合部材に加わる力の方向にほぼ一致する方向に長く、上記各支持板部の一部で上記各透孔の前端部から連続する部分には、これら各支持板部を塑性変形させつつ上記各結合部材が前方に変位する事を許容する延長部を設けている衝撃吸収式ステアリングコラムの支持装置。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
FI (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
Fターム (7件):
3D030DD02 ,  3D030DD19 ,  3D030DD25 ,  3D030DE05 ,  3D030DE06 ,  3D030DE37 ,  3D030DE54

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