特許
J-GLOBAL ID:200903003328081312

白金族含有廃触媒からの白金族金属の濃縮方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-155358
公開番号(公開出願番号):特開平8-325649
出願日: 1995年05月30日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 銅や鉄などの吸収材を別途添加することなく、粉砕処理が容易な合金中に廃触媒に含有される白金族金属を濃縮する方法を提供することを目的とするものである。【構成】 アルミナを主体とする担体に白金族金属と鉄族金属とリンとを含有する廃触媒を、溶剤としてのCaO と還元剤としてのコークスとともに加熱融解させ、スラグ相と金属相とを生成せしめ、白金族金属を、鉄族金属とリンとを主成分とし粉砕が容易な鉄系合金中に濃縮するようにした白金族含有廃触媒から白金族金属の濃縮方法である。【効果】 自動車用廃触媒中に含有されている白金族金属を新たな吸収用の金属を添加することなく、白金族金属の98%以上を粉砕が容易で湿式精製処理に適した鉄系合金中に濃縮することが可能になつた。
請求項(抜粋):
アルミナを主体とする担体に白金族金属と鉄族金属とリンとを含有する廃触媒を、溶剤としてのCaO と還元剤としてのコークスとともに加熱融解させ、スラグ相と金属相とを生成せしめ、白金族金属を、鉄族金属とリンとを主成分とし粉砕が容易な鉄系合金中に濃縮することを特徴とする白金族含有廃触媒から白金族金属の濃縮方法。
IPC (2件):
C22B 11/00 ,  C22B 7/00
FI (2件):
C22B 11/04 ,  C22B 7/00 B

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