特許
J-GLOBAL ID:200903003329824009

特に自動車ブレーキ装置のための、電磁石式補助制御装置を備えた空気圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-053386
公開番号(公開出願番号):特開平7-251733
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 特に自動車ブレーキ装置のための、電磁石式補助制御装置を備えた空気圧式倍力装置において、緊急制動に対する電磁作動による補助を故障の少い機械的手段によって打切ることができるようにする。【構成】 弁体(30)がピストン(42)に依存せずに電磁石(40)を用いても移動できる。ピストン(42)上で、第3弁座(72)が、弁体(30)とピストン(42)とが休止位置にある時にシール部材(60)から離れるように形成されているが、しかし、弁体(30)がシール部材(60)から離れた位置に電磁石(40)によって保持されている状態で作動部材(44)が解放されている時には、第3弁座(72)はシール部材(60)と接触するので、第1室(12)への空気の流入を防止する。
請求項(抜粋):
可動壁(16)によって互いに分離されている第1室(12)及び第2室(14)を少なくとも備えたブースター・ハウジング(10)と、前記可動壁(16)に結合されて前記ブースター・ハウジング(10)に関して該可動壁(16)と共に軸方向に相対運動を行い且つ第1弁座(24)を具備する弁ケーシング(22)と、前記弁ケーシング(22)内に軸方向可動に配置され且つ前記第1弁座(24)に向かって賦勢されているシール部材(60)と、前記シール部材(60)から離れるように作動部材(44)によって軸方向に移動できるピストン(42)と、前記シール部材(60)への当接相手である第2弁座(32)を具備し且つ前記シール部材(60)に向って賦勢されており且つ前記 シール部材(60)から離れる方向への運動のために前記ピストン(42)に連行されるよう構成されており且つ前記ピストン(42)によらず前記シール部材(60)から離れる方向に電磁石(40)によって移動することもできる弁体(30)とを備え、且つ前記弁体(30)と前記ピストン(42)との間にシール(56)を備え、且つ前記第1室(12)が空気の流入に対し封鎖されており且つ前記第2室(14)に接続されている、前記ピストン(42)と前記弁体(30)との共通の休止位置を定めるストッパ部材(52)と、前記シール部材(60)が前記第1弁座(24)と接触し且つ前記2つの室(12、14)間の接続を分離している状態で前記弁体(30)がその休止位置を離れる時に空気が前記第1室(12)に流れる通路(26)とを備えた特に自動車ブレーキ装置のための、電磁石式補助制御装置を備えた空気圧式倍力装置において、前記ピストン(42)上に第3弁座(72)が形成され、前記弁体(30)と前記ピストン(42)とが休止位置にある時に前記シール部材(60)から該第3弁座(72)が離されるが、しかし、前記弁体(30)が前記シール部材(60)から離れた位置に前記電磁石(40)によって保持されており、前記作動部材(44)が解放される時に、前記シール部材(60)に前記第3弁座(72)が接触して前記第1室(12)への空気の流入を防止することを特徴とする空気圧式倍力装置。
IPC (2件):
B60T 13/57 ,  B60T 13/68

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