特許
J-GLOBAL ID:200903003330905780

ポリカーボネート有機溶剤溶液の洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東平 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-207252
公開番号(公開出願番号):特開平9-052949
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 粗製ポリカーボネート有機溶剤溶液を水性洗浄液で効率よく洗浄を行い、また、有機溶剤溶液と水性洗浄液との分離性を高め、その分離所要時間を短縮する。【解決手段】 不純物を含むポリカーボネート有機溶剤溶液を水性洗浄液を用いて洗浄する方法において、前記ポリカーボネート有機溶剤溶液と水性洗浄液とを混合し、形成される分散液滴粒径が微小となり得る攪拌動力でこれを攪拌し、油中水型分散相を形成させる第1工程と、ついで、前記混合物に必要量の水性洗浄液をさらに添加し、これを転相させるために十分で、且つ、相分離後のポリカーボネート有機溶剤溶液中の水分量を最小にする近傍の攪拌動力で攪拌し、水中油型分散相に転相させる第2工程と、その後、ポリカーボネート有機溶剤溶液相と水性洗浄液相とに分離する分離工程からなることを特徴とするポリカーボネート有機溶剤溶液の洗浄方法。
請求項(抜粋):
不純物を含むポリカーボネート有機溶剤溶液を水性洗浄液を用いて洗浄する方法において、(1)前記ポリカーボネート有機溶剤溶液と水性洗浄液とを水相比が1〜40容量%となるように混合し、形成される分散液滴粒径が100μm以下となる攪拌動力でこれを攪拌し、油中水型分散相を形成させる第1工程と、(2)ついで、前記混合物に水相比が15〜90容量%となるように必要量の水性洗浄液をさらに添加し、これを転相させるために十分で、且つ、相分離後のポリカーボネート有機溶剤溶液中の水分量を最小とする近傍の攪拌動力で攪拌し、水中油型分散相に転相させる第2工程と、(3)その後、ポリカーボネート有機溶剤溶液相と水性洗浄液相とに分離する分離工程からなることを特徴とするポリカーボネート有機溶剤溶液の洗浄方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭54-138097
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-138097

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