特許
J-GLOBAL ID:200903003331536100

干渉波除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113610
公開番号(公開出願番号):特開平7-297733
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明はブランチ間のD/U比のばらつきに依存しない干渉除去特性と、強い干渉波レベルでも固有値の増大を抑圧し、良好な適応収束特性が得られる干渉波除去装置を提供することを目的とする。【構成】 複素乗算器105及び106、相関器107及び108、加算器109、及びAGC増幅器115は、PIAAの相関制御部を構成し、乗算器105の出力信号中の干渉波Jを含むベクトルと乗算器106の出力信号中の干渉波Jを含むベクトルとを同位相に位相制御して、加算器109より干渉波Jを抽出出力する。また、MMSE制御又はLMSアルゴリズムを用いて、相関器112及び113の出力重み係数w1及びw2を適応等化器117の出力判定器誤差信号εの自乗平均(MSE)が最小となる理想解に収束させる。これにより、減算器114から干渉波が除去された信号を取り出す。
請求項(抜粋):
第1及び第2のブランチのダイバーシチ受信信号をそれぞれ正規化する第1及び第2の増幅手段と、該第1及び第2の増幅手段の各出力信号と第1及び第2の重み係数とをそれぞれ乗算する第1及び第2の複素乗算器と、該第1及び第2の複素乗算器の各出力信号を合成する加算器と、該加算器の出力信号と、前記第1の増幅手段の出力信号と前記第2の増幅手段の出力信号との相関演算を行って得られた第1及び第2の相関値を前記第1及び第2の重み係数として出力する第1の相関演算手段と、前記第1及び第2の複素乗算器の各出力信号と第3及び第4の重み係数とをそれぞれ乗算する第3及び第4の複素乗算器と、該第3及び第4の複素乗算器の各出力信号を減算する減算器と、該減算器の出力信号を入力信号として受け、該入力信号に基づいて判定器誤差信号を出力する適応等化器と、該適応等化器の出力判定器誤差信号と、前記第1及び第2の複素乗算器の各出力信号との相関演算を行って得られた第3及び第4の相関値を前記第3及び第4の重み係数として出力する第2の相関演算手段とを有することを特徴とする干渉波除去装置。
IPC (5件):
H04B 1/10 ,  H04B 7/005 ,  H04B 7/08 ,  H04L 1/02 ,  H04L 27/01

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