特許
J-GLOBAL ID:200903003334294913
階段昇降可能なクローラ式自走運搬車
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-199492
公開番号(公開出願番号):特開平8-058642
出願日: 1994年08月24日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 階段の最上段で車両の向きが変わる走行時にベルトクローラが大きく「へ」の字状に屈曲して車両の傾動角が大きく変化しないようにする。【構成】 車体の前後方向の一端部寄りに駆動輪2と、他端部寄りに遊動輪3および接地転輪4とが配置され、階段の2段以上に接する長さのベルトクローラ5を巻回する。ベルト水平接地面には、ベルトの上下動を規制する軌道そり7が配置され、2分割された前半そり部7aと後半そり部7bとを、へ字状に屈折可能に接続すると共に、該屈折連結部に、一端を車体側に枢支したガススプリング8のピストン先端を連結させて前半そり部7aと後半そり部7bとが、最上段の階段で走行方向が向きを変える走行状態では前半そり7a部と後半そり部7bとがへ字状に屈曲して車体の傾動角が小さくなるように構成する。
請求項(抜粋):
車体の前後方向の一端部寄りに駆動輪と、他端部寄りに遊動輪および接地転輪とが配置され、これら前後の駆動輪と遊動輪および接地転輪とに跨り水平接地面が少くとも階段の2段以上に接する長さの無端ベルトクローラを巻回してなり、上記駆動輪と接地転輪との間のベルト水平接地面には、ベルト内面に接する軌道そりが配置され、該軌道そりは、ベルト水平接地面の長手方向略中間位置で2分割された前半そり部と後半そり部とを、互いの接続端でへの字状に屈折可能に接続すると共に、該屈折連結部に、一端が車体側に枢支されて所要の弾発力を付与するシリンダ型の弾発部材の先端を連結させて、前半そり部と後半そり部とを通常時は直線状に支持し、最上段の階段で走行方向が傾斜状態から水平状態あるいは水平状態から傾斜状態に向きを変える走行時のように、最上段の階段ステップ稜線部が水平接地面の略中間部に位置する状態では前半そり部と後半そり部とがへ字状に屈曲して車体の傾動角が小さくなるように構成していることを特徴とする階段昇降可能なクローラ式自走運搬車。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭51-021622
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特開昭62-181977
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