特許
J-GLOBAL ID:200903003338524417

スラグ性状調整方法及びスラグ生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212473
公開番号(公開出願番号):特開平10-054537
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 スラグの粒径、強度、形状等の性状を調整する。【解決手段】 燃焼溶融炉から排出される溶融スラグを冷却して固形スラグを生成するにあたり、溶融スラグの冷却速度を制御して固形スラグの性状を調整する。つまり、溶融スラグの冷却速度が速いと、スラグ塊の表面と内部で大きな温度差が生じ、その熱衝撃で細かなクラックが発生して、角ばった形状で、強度が小さい、比較的細かいスラグ粒になるが、ゆっくり冷却すると比較的大きな粒径で、丸い形状の、強度が高い緻密な性状のスラグが得られる。そこで、燃焼溶融炉1のスラグ排出口5の下方に傾斜板12を配置し、この傾斜板12の上面に水を噴射する水噴射ノズル13を設け、落下途中の溶融スラグ20に水を噴射し、その噴射量を制御してスラグの粒径、強度、形状等の性状を調整する。
請求項(抜粋):
廃棄物の熱分解ガスを燃焼させて不燃性物質を溶融させる燃焼溶融炉から排出される溶融スラグを冷却して固形スラグを生成するにあたり、前記溶融スラグの冷却速度を制御して前記固形スラグの性状を調整することを特徴とするスラグ性状調整方法。
IPC (2件):
F23J 1/00 ,  F23J 1/08
FI (2件):
F23J 1/00 B ,  F23J 1/08

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