特許
J-GLOBAL ID:200903003350639483

多重伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-027357
公開番号(公開出願番号):特開平5-199237
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】非破壊調停付きCSMA/CD伝送方式におけるビットレートの向上【構成】 伝送路の空き状態を確認した後データフレームを送信しフレームの衝突時には優先度の最も高い1つのフレームのみを伝送させるようにした多重伝送装置において、自己のデータフレームの先頭から測定され、自己のデータフレームの送信の後に他の伝送装置から送信されたデータフレームの先頭が検出される可能性のある遅延時間の時間差を持たせて、同一構成のアービットレーション領域を重畳した場合であっても、そのアービットレーション領域のビット構成を誤りなく検出できる程度に、アービットレーション領域における1ビットの周期を、アービットレーション領域の後の1ビットの周期より長くするビット周期設定手段(14、22)を設けたこと。衝突判定をしないデータ領域のビット周期を短くできる。
請求項(抜粋):
複数の伝送装置から送信されたデータフレームが重なった場合には、異なる2つの2値状態の重なりに対して信号レベルが2値状態の一方の状態をとるように構成されたベースバンド伝送方式の伝送路に接続され、前記伝送路に他の伝送装置から送信されたデータフレームが存在しないことを確認した後、自己のデータフレームを前記伝送路に送信し、送信と共に前記伝送路上のデータを受信し、前記データフレームの先頭から所定ビット長だけとられたアービットレーション領域において、前記データフレームの送信ビットと受信ビットを比較して、各ビットが一致すればデータフレームの送信を継続し、他方、一致しないビットが検出された時には直ちに前記データフレームの送信を停止するようにした多重伝送装置において、前記送信ビットと前記受信ビットとを比較する際に存在し得る遅延時間であって、自己のデータフレームの先頭から測定され、自己のデータフレームの送信の後に他の伝送装置から送信されたデータフレームの先頭が検出される可能性のある遅延時間の時間差を持たせて、同一構成のアービットレーション領域を重畳した場合であっても、そのアービットレーション領域のビット構成を誤りなく検出できる程度に、前記アービットレーション領域における1ビットの周期を、前記アービットレーション領域の後の1ビットの周期より長くするビット周期設定手段を設けたことを特徴とする多重伝送装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-349732

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