特許
J-GLOBAL ID:200903003352804066

音声通信システムにおける音声強調方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-506658
公開番号(公開出願番号):特表2002-507291
出願日: 1998年07月01日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】音声通信システムは、音声データを受信し該データを用いて音声(15)を出力する受信装置(14)を含んでなる。復号装置によって受信された音声の特徴は、聞き手の現在の背景騒音の分析に基づいて、処理装置(10)によって変更され、その後、音声が出力されて聞き手に対する理解度を向上させる。分析器(12)はマイクロホン(13)を用いて背景騒音の種類とレベルを判定する。次に判定装置(11)が、現在受信され再生された音声が、その現在の背景騒音の中にいる平均的聞き手にとって理解容易か否かを判定する。もし判定装置(11)が音声は容易に理解可能であると判定すれば、処理は必要なく、処理装置(10)は送られてきた音声を変更しない。しかし、もし判定装置(11)が音声が理解不能であると判定すれば、処理が必要となり、処理装置(10)は出力前に音声を変更し、その音声をより理解容易にする。この装置を操作する方法もまた説明される。特に好ましい実施の形態において、音声の特徴は、音声を表わす線スペクトル対データを変更することにより変更される。
請求項(抜粋):
音声通信システムによって、該システムを用いる聞き手に対して出力される音声の理解度を向上する方法であって、 前記聞き手の現在の背景騒音環境を分析し、 前記背景騒音分析の結果を用いて、前記聞き手に対して出力される前記音声が、現在の背景騒音環境において前記聞き手にとって理解容易であるか否かを判定し、 前記判定に基づいて、前記音声通信システムによって出力される前記音声の特徴を変更して、前記変更された音声が、現在の背景騒音環境において、前記聞き手に対して強調した理解度を有するようにする 方法。
IPC (2件):
G10L 19/00 ,  G10L 19/04
FI (2件):
G10L 9/02 N ,  G10L 9/14 J

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