特許
J-GLOBAL ID:200903003356764603

モータ駆動ブレーキ用アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-362201
公開番号(公開出願番号):特開2001-173693
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 回転スライド部材の移動に伴う入力歯車とハウジングとの摩擦によってエネルギー効率が損なわれたり、ハウジングや歯車の耐久性が低下したりすることを簡便な方法で防止する。【解決手段】 軸方向の移動可能且つ軸心まわりの回転可能に配設された回転スライド部材32が、電動モータ54のブレーキ用回転に伴って入力歯車48を介して回転させられると、捩れが反対の一対のねじ機構34、36を介して回転スライド部材32に螺合された一対の出力部材38、40が、それぞれ回転スライド部材32から突き出されて、一対のブレーキシュー16、18を拡開させて制動力を発生するモータ駆動ブレーキ用アクチュエータ12において、入力歯車48とケース部材62との間に摩擦係数が小さい硬質のシム70を配置した。
請求項(抜粋):
電動モータにより一対の摩擦部材をブレーキ回転体に押圧して制動力を発生するモータ駆動ブレーキ用のアクチュエータであって、車体側部材に位置固定に配設されるハウジングと、一直線方向の移動可能且つ該一直線まわりの回転可能に前記ハウジングに配設されるとともに、前記電動モータのブレーキ用回転に伴って該一直線まわりに回転駆動される回転スライド部材と、該回転スライド部材の前記一直線方向の両端部の少なくとも一方に該一直線まわりの相対回転可能に嵌合され、該回転スライド部材と共に前記一対の摩擦部材に跨がって機械的に介在させられるとともに、該一直線まわりの回転が阻止されている出力部材と、該出力部材と前記回転スライド部材との嵌合部分に設けられ、該回転スライド部材が前記電動モータのブレーキ用回転に伴って前記一直線まわりに回転駆動されることにより、前記出力部材との相対回転に伴うねじの作用で該出力部材を該回転スライド部材に対して前記一直線方向へ相対移動させて全長を伸縮させ、該伸縮および該回転スライド部材の該一直線方向の移動に基づいて前記一対の摩擦部材を略均等に前記ブレーキ回転体に押圧するねじ機構と、前記回転スライド部材の外周面に軸方向の相対移動可能且つ軸心まわりの相対回転不能に配設されるとともに、前記ハウジングによって軸方向の移動が阻止されている入力歯車を備えており、前記電動モータのブレーキ用回転を該入力歯車を介して該回転スライド部材に伝達する歯車機構と、前記ハウジングのうち前記入力歯車と接する部分に配設された、該ハウジングよりも摩擦係数が小さい薄板状のシムと、を有することを特徴とするモータ駆動ブレーキ用アクチュエータ。
IPC (3件):
F16D 65/27 ,  F16D 51/22 ,  F16H 25/20
FI (3件):
F16D 65/27 ,  F16D 51/22 Z ,  F16H 25/20 E
Fターム (18件):
3J058AA03 ,  3J058AA07 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA24 ,  3J058AA29 ,  3J058AA33 ,  3J058AA37 ,  3J058BA46 ,  3J058BA78 ,  3J058CC15 ,  3J058CC62 ,  3J058CC77 ,  3J058CD24 ,  3J058CD33 ,  3J058FA01 ,  3J058FA11 ,  3J058FA21
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-057754
  • 特開平3-163244
  • 摺動部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-200761   出願人:トヨタ自動車株式会社
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