特許

J-GLOBAL ID：200903003373456653

防振・免振用のゴム組成物およびその製造方法、並びに、防振・免振用ゴム製品およびその成形方法

発明者： 野村 泰生 ,  高橋 進
出願人/特許権者： 東レ・ダウコーニング株式会社
代理人 (1件)： 愛智 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-234095
公開番号（公開出願番号）：特開2006-052282
出願日： 2004年08月11日
公開日（公表日）： 2006年02月23日
要約：

【課題】加工性、保存安定性および加硫特性に優れ、これを加硫することによって、防振および支持性能に優れ、圧縮永久歪が小さくて、耐熱老化性にも優れた加硫ゴム(防振・免振用ゴム製品)を形成することのできるゴム組成物を提供すること。【解決手段】EPMおよび/またはEPDMを30質量%以上の割合で含有する原料ゴム100質量部に対して、シランカップリング剤処理シリカ1〜200質量部を混練して得られる防振・免振用のゴム組成物であって、前記シランカップリング剤処理シリカは、一般式(1):Y3 -Si-Z-S-CO-R(式中、Yは炭素数1〜6のアルコキシ基またはアセトキシ基、Zは炭素数1〜8のアルキレン基、Rは炭素数1〜18の炭化水素基を表す。)で示されるシランカップリング剤によりシリカを表面処理して得られ、その硫黄処理幅が50〜200%の範囲にある。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

エチレンプロピレンゴム(EPM)および/またはエチレン-プロピレン-ジエン系ゴム(EPDM)を30〜100質量%の割合で含有する原料ゴム100質量部に対して、シランカップリング剤処理シリカ1〜200質量部を混練して得られる防振・免振用のゴム組成物であって、 前記シランカップリング剤処理シリカは、一般式(1):Y3 -Si-Z-S-CO-R(式中、Yは炭素数1〜6のアルコキシ基またはアセトキシ基、Zは炭素数1〜8のアルキレン基、Rは炭素数1〜18の炭化水素基を表す。)で示されるシランカップリング剤によりシリカを表面処理して得られ、この表面処理のための当該シランカップリング剤の使用量が当該シリカに対して2〜40質量%であり、 前記シランカップリング剤処理シリカの硫黄処理幅が50〜200%の範囲にある 防振・免振用のゴム組成物。

IPC (7件)：

C08L 23/16 ,  C08K 9/06 ,  C09C 1/28 ,  C09C 3/08 ,  C09K 3/00 ,  F16F 1/36 ,  F16F 15/08

FI (8件)：

C08L23/16 ,  C08K9/06 ,  C09C1/28 ,  C09C3/08 ,  C09K3/00 P ,  F16F1/36 B ,  F16F1/36 C ,  F16F15/08 D

Fターム (39件)：

3J048AA01 ,  3J048BA01 ,  3J048EA36 ,  3J048EA38 ,  3J059AB01 ,  3J059AB11 ,  3J059AD05 ,  3J059BA41 ,  3J059BC06 ,  3J059BC19 ,  3J059EA06 ,  3J059GA01 ,  3J059GA41 ,  3J059GA42 ,  4J002AC012 ,  4J002AC032 ,  4J002AC062 ,  4J002AC072 ,  4J002AC082 ,  4J002AC092 ,  4J002BB151 ,  4J002BB182 ,  4J002BB242 ,  4J002DJ016 ,  4J002FB156 ,  4J002FD010 ,  4J002FD016 ,  4J002FD020 ,  4J002FD030 ,  4J002FD140 ,  4J002FD150 ,  4J002GL00 ,  4J002GM00 ,  4J002GN00 ,  4J037AA18 ,  4J037CB23 ,  4J037EE02 ,  4J037EE43 ,  4J037EE44

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 高減衰ゴム組成物及びそれを用いた免震構造体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-218145   出願人：東洋ゴム工業株式会社
• 耐熱性防振ゴム組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-144297   出願人：東海ゴム工業株式会社