特許
J-GLOBAL ID:200903003378552154

フイルムスキャナの露出制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101189
公開番号(公開出願番号):特開平7-307836
出願日: 1994年05月16日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】アナログアンプのゲインを変更することなく、ラインセンサの電子シャターによってコマ毎の露出制御を行う。【構成】写真フイルムのネガベースをCCDラインセンサ16で撮像し、CCDラインセンサ16から出力されるG出力電圧の最大値dが基準電圧Dに一致するように電子シャッターの露光時間を変更し、そして、アンプ18R、18Bにゲイン制御信号を出力して、R,B出力電圧の各最大値をG出力電圧の最大値に一致させる。次に、プリスキャンを開始して、全コマの画像の明るさをCCDラインセンサ16により検知し、その明るさ情報をCPU24のRAMにコマ毎に記録する。本スキャン時には、読み取ろうとするコマ画像の明るさ情報を前記RAMから読み出し、この明るさ情報に基づいて、アナログアンプ18からA/Dコンバータ20に出力されるR,G,B出力電圧の最大値が、ネガベースを撮像した最大値1Vとなるように、CCDラインセンサ16の露光時間を制御する。
請求項(抜粋):
現像済みスチル写真フイルムを一定の速度で搬送すると共に該フイルムのコマ画像をラインセンサによって読み取り、該ラインセンサのR,G,B出力電圧をアナログアンプで増幅したのちA/Dコンバータに出力するようにしたフイルムスキャナの露出制御方法に於いて、前記コマ画像の読み取り前に、前記フイルムのネガベースを前記ラインセンサで読み取り、該ラインセンサから出力される前記ネガベースのR,G,B出力電圧の各最大値が所定の電圧に一致するようにラインセンサの露光時間と前記アナログアンプのゲインとを制御し、前記コマ画像の読み取り時には、読み取ろうとするコマ画像の明るさを示す情報に基づいて、前記アナログアンプから前記A/Dコンバータに出力されるR,G,B出力電圧の最大値が前記所定の電圧となるように前記ラインセンサの露光時間をコマ毎に制御するようにしたことを特徴とするフイルムスキャナの露出制御方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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