特許
J-GLOBAL ID:200903003379544015

研削装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260853
公開番号(公開出願番号):特開平9-076153
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 常に正確に砥石幅を管理し得る研削装置を提供する。【解決手段】 ワーク端面加工時に砥石車22の切り込み位置Z3を記憶し、ワーク加工後に、ワーク端面F1をフィーラ54にて接触検知し、接触位置Z4を記憶する(S300)。そして、切り込み位置Z3と接触位置Z4との差に基づき、砥石端面G1とフィーラ54との相対距離Z00を算出する(S301)。その後、初期値の相対距離Z0と、現在算出した相対距離Z00との差Zs(実際の砥石幅減少量)を算出する(S302)。そして、砥石幅減少量Zsに基づき砥石幅データを補正する(S305)。
請求項(抜粋):
砥石台に支持された砥石車の外周面と平行な方向及びこれと直交する方向に相対移動可能なツルーイング工具を備え、前記ツルーイング工具を砥石車の端面に切り込んでツルーイングを行うと共に、テーブルと砥石台とを砥石幅データに基づき相対移動させ前記砥石車にてワーク端面を切り込んで加工を行う研削装置であって、ワークの加工端面との接触を検知し得るよう前記砥石台に配置された端面検知部材と、所定のタイミングで砥石幅データを補正する砥石幅補正手段とを有し、前記砥石幅補正手段が:ワーク端面加工時における砥石車の切り込み位置を記憶する切込位置記憶手段と、ワーク加工後に、ワーク端面を端面検知部材にて接触検知し、接触位置を記憶する接触位置記憶手段と、前記切込位置記憶手段に記憶された切り込み位置と前記接触位置記憶手段に記憶された接触位置とに基づき、砥石端面と端面検知部材との相対距離を算出する相対距離算出手段と、相対距離算出手段により以前に算出された相対距離と、現在算出された相対距離との差を算出する相対距離差演算手段と、当該砥石幅補正手段によって以前に補正された砥石幅データの値と、ツルーイングの際に切り込みを行った砥石修正切込量に応じて更新された現在の砥石幅との差を算出する砥石幅差算出手段と、前記相対距離差演算手段により算出された相対距離の差と、砥石幅差算出手段により算出された砥石幅の差から誤差を算出する誤差算出手段と、前記誤差算出手段により算出された誤差に基づき砥石幅データを修正する砥石幅データ修正手段と、から成ることを特徴とする研削装置。

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