特許
J-GLOBAL ID:200903003381689594

燃料タンク及び燃料タンク用パイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-152456
公開番号(公開出願番号):特開平5-339740
出願日: 1992年06月11日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】低い燃料透過率を保持することを可能とし、しかも、優れた耐久性、耐食性を長期に渡って持続することを可能とする。【構成】燃料タンク1のタンク本体2をポリマーアロイ材により形成する。タンク本体2の内面及び外面に、膜厚3μmの銅めっき層5を無電解めっき法により形成する。また、銅めっき層5の表面には、ニッケル-リン化合物からなる膜厚1μmのニッケル系めっき層6を無電解めっき法により形成する。両めっき層5,6の総膜圧は4μmと十分に厚く形成されているため、両めっき層5,6により燃料の透過をほぼ確実に堰き止められる。また、銅めっき層5は、タンク本体2に対し優れた密着性を有するので、タンク本体2から剥がれにくい。さらに、燃料タンク1の最表面に形成されたニッケル系めっき層6は優れた耐食性を有する。
請求項(抜粋):
有機化合物よりなる液状燃料を収容するための燃料タンクであって、合成樹脂により形成されたタンク本体(2)と、前記タンク本体(2)の内面及び外面に、無電解めっき法により、膜厚が2.5μm以上で、かつ、8μm未満となるように形成された銅めっき層(5)と、前記銅めっき層(5)の表面に、無電解めっき法により、膜厚が0.5μm以上で、かつ、1μm未満となるように形成されたニッケル系めっき層(6)とを備えたことを特徴とする燃料タンク。
IPC (4件):
C23C 18/31 ,  B60K 15/03 ,  C23C 18/52 ,  F02B 77/00

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