特許
J-GLOBAL ID:200903003384805560

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-154495
公開番号(公開出願番号):特開平6-341519
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 エンジンブレーキレンジの第1走行レンジと第2走行レンジとにおいてマニアル弁の切り換えが行われない形式の自動変速機において、第2走行レンジでも第3速ギヤ段を成立させることができる変速制御装置を提供する。【構成】 シフトレバー72が2レンジへ操作されると、Dレンジ圧PD/4 および3レンジ圧P3 に加えてLレンジ圧PL/2 が発生させられ、そのLレンジ圧PL/2 が作用されることにより3-4シフト弁120が実線の傾斜線に示す状態に優先的に切り換えられる一方、1-2シフト弁100の油室106に対するアシスト圧Pasist の供給が第2スプール弁子128により阻止されて1-2シフト弁100は電磁弁S2の出力圧PS2に従って実線の傾斜線に示す状態と破線の傾斜線に示す状態とに切り換えられ得るため、第3速ギヤ段以下のギヤ段の成立が許容される。
請求項(抜粋):
油圧式摩擦係合装置の作動の組合わせによって少なくとも第1速ギヤ段乃至第4速ギヤ段が成立させられる車両用自動変速機において、エンジンブレーキレンジとしての第1走行レンジ、第2走行レンジ、第3走行レンジと自動走行レンジとへ操作されるシフトレバーと、該シフトレバーが該第1走行レンジおよび第2走行レンジへ操作された場合には共通の第1のレンジ圧が出力されるマニアルバルブと、第1のソレノイドバルブの出力圧に従って、第2乃至第4速ギヤ段側から第1速ギヤ段側へ切り換えられる1-2シフトバルブとを備え、該第1のソレノイドバルブの出力圧は第1速ギヤ段および第4速ギヤ段であるときにそれぞれ発生させられる一方、前記シフトレバーが第2走行レンジへ操作された場合には前記第3速ギヤ段以下のギヤ段が成立させられる形式の変速制御装置であって、前記第3速ギヤ段以上のギヤ段でアシスト圧を発生するアシスト圧発生手段と、前記1-2シフトバルブに設けられ、前記アシスト圧を受け入れて該1-2シフトバルブを第2乃至第4速ギヤ段側に保持する油室と、前記アシスト圧発生手段と該1-2シフトバルブの油室との間に設けられ、前記シフトレバーが第2走行レンジへ操作されたときに前記マニアルバルブから出力される第1レンジ圧に従って前記アシスト圧の伝達を阻止する切換弁とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/12

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