特許
J-GLOBAL ID:200903003392735261

糸条巻取機の駆動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-292176
公開番号(公開出願番号):特開平6-191723
出願日: 1992年10月05日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 第1の目的は糸条切換操作時に張力変動が生じず、最内層部から最外層部まで均一な特性を有するパッケージを得ることができるようにすること、第2の目的はスピンドルの回転速度制御の切換え操作が行なわれると直ちに正確な速度制御ができるようにすることである。【構成】 積極的に駆動されるコンタクトローラ4を有するスピンドル2を積極的に駆動する巻取機によって糸条を巻取る際に、糸掛け操作直後はコンタクトローラ4がボビン30に接触しないように位置せしめ、ボビン30上に所定量の糸層が形成された後コンタクトローラ4を移動させ、コンタクトローラ4をボビン30上の糸層に当接せしめると共に、コンタクトローラ4の回転速度を、糸条が空ボビン側に切替わるまでは空ボビンの表面速度より速く、しかも満巻ボビンの表面速度と略同一か、遅くなるように制御し、糸条が空ボビンに切換えられた後空ボビン側の表面速度と略同一になるように制御するようにしてある。
請求項(抜粋):
積極的に駆動されるコンタクトローラを有するスピンドル駆動型の巻取機によって糸条を巻取り、満巻ボビンから空ボビンに切換える際に、糸切換え操作直後はコンタクトローラがボビンに接触しないように位置せしめ、ボビン上に所定量の糸層が形成された後、コンタクトローラ、またはボビンの少なくとも一方を、コンタクトローラとボビン間の間隔が減少する方向に移動させ、コンタクトローラをボビン上の糸層に所定の面圧で当接せしめるようにすると共に、前記コンタクトローラの回転速度を、糸条が空ボビン側に切替わるまでは空ボビンの表面速度より速く、しかも満巻ボビンの表面速度と略同一か、遅くなるように制御し、糸条が空ボビンに切換えられた後空ボビン側の表面速度と略同一になるように制御せしめるようにしたことを特徴とする糸条巻取機の駆動制御方法。
IPC (2件):
B65H 54/02 ,  B65H 54/44

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