特許
J-GLOBAL ID:200903003395331838

マット被覆による砂マウンド基礎構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-181863
公開番号(公開出願番号):特開平8-027759
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 埋立地中仕切り護岸や仮締切り堤防を構築するに際して、施工現場の砂等を用いて砂マウンド基礎を構築し、その表面を複合マット部材により押圧力を付与して覆う状態で構造物に対する支持用基礎を構築できるようにする。【構成】 埋立地中仕切り護岸等の構築を行うに際して、サンドコンパクションパイル3を施工する際に発生する砂や、近隣の浚渫等で得られる砂を重ねて砂マウンド基礎5を構築し、その砂マウンド基礎5の表面を複合マット部材10により覆い、複合マット部材の両端部にマット15、16を配置する。また、構造物20と複合マット部材との間にマット17を配置して、摩擦力を増大させるようにする。前記複合マット部材としては、水は通過させるが、砂の通過を許容しない性質の繊維シートと、補強部材としての金網を重合したものを用い、砂マウンド基礎の砂に対する洗掘防止の作用を持たせるようにする。
請求項(抜粋):
砂地等の海底地盤に対して構造物を支持する部分をサンドコンパクションパイル等を施工して改良し、前記構造物の施工部に支持用基礎を盛り上げて構築し、前記支持用基礎の上部に構造物を載置して構成する工法において、前記海底地盤にサンドコンパクションパイルを施工することにより、地盤表面上に盛り上がる状態の砂に対して、上面均し部を施工して砂マウンド基礎を構築し、前記砂マウンド基礎表面全体と、地盤表面の所定の範囲に亘って複合マット部材を被覆させる状態で配置し、前記複合マット部材の両端部には被覆・ウエイト部材または洗掘防止部材を配置するとともに、砂マウンド基礎の頂部に構築する構造物と複合マット部材の間に摩擦を増大させるマットを配置することを特徴とするマット被覆による砂マウンド基礎構築工法。

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