特許
J-GLOBAL ID:200903003410783279

制電性ポリエステル繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 武敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-271966
公開番号(公開出願番号):特開平10-096121
出願日: 1994年10月11日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【目的】 制電性能に優れた制電性ポリエステル繊維を効率よく提供する。【構成】 ポリアルキレングリコール0.5〜5重量%と有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を制電剤として含むエチレンテレフタレート主体のポリマーを、(A)紡糸口金単孔の開口部面積S1と単孔部の長さL2の積で示される単孔容積V1中をポリマーが通過するのに要する時間が3ミリ秒以上、(B)紡糸口金単孔からのポリマーの吐出線速度V0が800cm/分以下及び(C)吐出糸条の巻取速度(Vsp)と紡糸口金の単孔からのポリマーの吐出線速度V0との比(Vsp/V0)が200以上の条件で、溶融紡出し、糸条をガラス転移点以下に一旦冷却した後、ガラス転移点以上融解点未満の加熱帯域中を走行させ、3,500〜6,000m/分で巻取り、繊維中に平均相間間隔0.2μm以下、独立相総数に対する連続相数の割合が30%以上の繊維軸方向に配向の多数のポリアルキレングリコールの独立相を形成する。
請求項(抜粋):
平均分子量5,000以上のポリアルキレングリコール0.5〜5重量%及び一般式RSO3M(但し、Rは炭素数3〜30のアルキル基、炭素数7〜40のアリール基若しくはアルキルアリール基、Mはアルカリ金属を示す)で表される有機スルホン酸金属塩0.1〜2重量%を制電剤として含有するエチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポリエステルポリマーからなる繊維であって、ポリアルキレングリコールが繊維中において繊維軸方向に配向した多数の独立相を形成し、繊維軸に対し垂直方向の繊維横断面におけるそれぞれの独立相間の平均間隔が0.2μm以下であり、繊維軸に対し平行方向の繊維縦断面における1μm2あたりの繊維軸方向に配向した独立相の総数に対する連続した独立相の数の割合が30%以上であることを特徴とする制電性ポリエステル繊維。
IPC (7件):
D01F 6/92 307 ,  D01F 6/92 ,  D01F 6/92 301 ,  D01F 6/92 305 ,  D01F 1/09 ,  D01F 6/62 302 ,  D01F 6/86 301
FI (7件):
D01F 6/92 307 C ,  D01F 6/92 307 E ,  D01F 6/92 301 J ,  D01F 6/92 305 ,  D01F 1/09 ,  D01F 6/62 302 A ,  D01F 6/86 301 K
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭53-149247
  • 特公昭57-004724
  • 特公昭47-010246
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