特許
J-GLOBAL ID:200903003417572567

マルチコート基材の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202423
公開番号(公開出願番号):特開平6-192618
出願日: 1989年02月01日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 カチオン電着塗装により、良好な外観の塗膜でコートされた基材を調製する方法を提供する。【構成】 マルチコートを施された基材の改良された調製方法であって、基材に電着塗料組成物を塗布して電着塗膜を形成すること、および該電着塗膜が形成された基材にトップコートを施すこと、を包含する。ここでこの電着塗料組成物は、 酸によって少なくとも部分的に中和されてカチオン性の置換基を生じ、水性媒体中に分散した、樹脂組成物0.5〜40重量%と、カチオン電着可能な樹脂60〜99.5重量%とを含有する電着塗料組成物である。ここで上記樹脂組成物は(i) アミン官能性のポリエポキシド-ポリオキシアルキレンポリアミン付加物と、(ii)グリシドールとの反応生成物を有するグリシドール修飾非ゲル化樹脂、を含有する樹脂組成物であって、上記付加物は(a) ポリエポキシドと、(b) ポリオキシアルキレンポリアミンとの反応によって調製される。ここで第1級アミン基を単官能性と考えた場合の(a)に於けるエポキシ当量に対する、(b)に於ける活性水素の当量の比は、1.05〜2:1の範囲内であり、上記グリシドールは、上記ポリエポキシド-ポリオキシアルキレンポリアミン付加物と、アミン1当量当り0.2〜3当量の割合で反応に供される。
請求項(抜粋):
マルチコートを施された基材の改良された調製方法であって、基材に電着塗料組成物を塗布して電着塗膜を形成すること、および該電着塗膜が形成された基材にトップコートを施すこと、を包含し、該電着塗料組成物が、非ゲル化樹脂組成物0.5〜40重量%と、カチオン電着可能な樹脂60〜99.5重量%とを含有し、該非ゲル化樹脂組成物が(i) アミン官能性のポリエポキシド-ポリオキシアルキレンポリアミン付加物と、(ii)グリシドールとの反応生成物を有するグリシドール修飾非ゲル化樹脂、を含有し、該ポリエポキシド-ポリオキシアルキレンポリアミン付加物が(a) ポリエポキシドと、(b) ポリオキシアルキレンポリアミンとの反応によって調製され、第1級アミン基を単官能性と考えた場合の(a)に於けるエポキシ当量に対する、(b)に於ける活性水素の当量の比が、1.05〜2:1の範囲内であり、該グリシドールが、該ポリエポキシド-ポリオキシアルキレンポリアミン付加物との反応において、該付加物中のアミン1当量当り0.2〜3当量の割合で反応に供され、そして該非ゲル化樹脂組成物が、酸によって少なくとも部分的に中和されてカチオン性の置換基を生じ、そして水性媒体中に分散している、調製方法。
IPC (5件):
C09D163/00 PKM ,  C08G 65/32 NQJ ,  C08L 71/02 LQE ,  C09D 5/44 PRJ ,  C09D171/02 PLQ

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