特許
J-GLOBAL ID:200903003418863751

エチレン・α-オレフィン・ジエン共重合体ゴム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275871
公開番号(公開出願番号):特開平5-262827
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【構成】 本発明のエチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体ゴムは、特定のジルコニウム触媒成分を含有する第IVB族遷移金属触媒系触媒を用いて製造されたエチレンとα- オレフィンと7- メチル-1,6-オクタジエンとからなるランダム共重合体ゴムであって、エチレンとα- オレフィンとのモル比、ジエン含量、極限粘度[η]、13C-NMRスペクトルにおけるTαβのTααに対する強度比D、各モノマーの分布状態を表わす指標であるB値、およびガラス転移温度が特定の範囲にある。【効果】 上記ゴムは、高い立体規則性、狭い組成分布および優れた低温柔軟性を有するとともに、共役ジエン系ゴムと極めて良好な共加硫性を示し、また、耐候性、耐オゾン性および耐熱老化性等の特性に優れている。さらに、このゴムは、α- オレフィンを高活性で共重合させて調製することができる。
請求項(抜粋):
エチレンと、α- オレフィンと、7- メチル-1,6-オクタジエンとからなるランダム共重合体ゴムであって、(i)エチレンとα- オレフィンとのモル比(エチレン/α- オレフィン)が40/60〜90/10の範囲にあり、(ii)7- メチル-1,6-オクタジエン含量が0.4〜25モル%の範囲にあり、(iii)135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.1dl/g<[η]<8dl/gで表わされる範囲にあり、(iv)<SP>13</SP>C-NMRスペクトルにおけるTαβのTααに対する強度比D(=Tαβ/Tαα)が0.5以下であり、(v)<SP>13</SP>C-NMRスペクトルおよび下記の式から算出して求めたB値が1.00〜1.50であり、(vi)DSCで求めたガラス転移温度Tgが-53°C以下であることを特徴とするエチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体ゴム;B=P<SB>OE</SB>/(2P<SB>E</SB>・P<SB>O</SB>)[式中、P<SB>E</SB> は、ランダム共重合体ゴム中の7- メチル-1,6-オクタジエン成分に由来するエチレン単位を除いたエチレン成分の含有モル分率であり、P<SB>O</SB> は、ランダム共重合体ゴム中のα- オレフィン成分の含有モル分率であり、P<SB>OE</SB>は、ランダム共重合体ゴムにおける全ダイアド(dyad)連鎖数に対するα- オレフィン・エチレン連鎖数の割合である]。
IPC (3件):
C08F210/18 MJM ,  C08F 2/00 MAW ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-181505

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