特許
J-GLOBAL ID:200903003420715735

スロットルバルブ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡戸 昭佳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336536
公開番号(公開出願番号):特開平10-176579
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 スロットルバルブの要求開度と実開度との偏差が小さいときの応答性と大きいときの収束安定性とを両立したスロットルバルブ制御装置を提供すること。【解決手段】 比例ゲインと積分ゲインとについて、偏差の値が小さいほど大きい値を与えるマップを用意し、偏差が与えられたときに過渡状態であればそのマップを参照して両ゲインの値を仮決定し(S3)、前回のサイクルで使用したゲインの値と比較して値の小さいゲインを選択し(S4〜S7)、選択されたゲインにより駆動信号の演算を実行することとした(S8、S11)。このため、小偏差が与えられたときには大きい値のゲインが用いられ追従性がよく、大偏差が与えられときには偏差が小さくなっても小さい値のゲインで制御されるので、駆動力過剰でオーバーシュートすることなく安定して収束する。
請求項(抜粋):
内燃機関のスロットルバルブの要求開度と実開度との偏差に制御係数をかけた積に基づいて前記スロットルバルブの駆動信号を決定する駆動信号決定手段を有するスロットルバルブ制御装置において、前記偏差の値ごとに制御係数を出力する参照手段と、前記駆動信号決定手段で使用する制御係数を記憶する現在値記憶手段と、所定の周期で前記参照手段を参照して前記偏差の値に対応する制御係数を仮決定する仮決定手段と、前記現在値記憶手段に記憶されている制御係数と前記仮決定手段が仮決定した制御係数とを比較し、対応する前記偏差の値が大きいものにより前記現在値記憶手段の制御係数を上書きする上書き手段とを有し、前記駆動信号決定手段は、前記上書き手段により上書きされた制御係数を用いて駆動信号を決定することを特徴とするスロットルバルブ制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/14 320 ,  F02D 9/02 351 ,  F02D 45/00 340 ,  G05B 13/02
FI (4件):
F02D 41/14 320 C ,  F02D 9/02 351 M ,  F02D 45/00 340 F ,  G05B 13/02 B

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