特許
J-GLOBAL ID:200903003421371525

倉庫出入口等における可変スロープを有する踏板装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080283
公開番号(公開出願番号):特開平7-286419
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 倉庫の出入口等において荷物の積降しのために設置するスロープ付き踏板装置であって、踏板のスロープの角度を可変とし、1つの踏板装置で倉庫出入口等の床面の高さが異なる場合に適応させ、踏板上端部と床面との間の段差をなくす。作業者が歩行中に詰まづくおそれがなく、手押し車で荷物を出入れするさいにも操作が簡単で、荷物の搬出入に労力を要しないようにする。踏板を構成する2つのパネルのヒンジ部の回転機構を簡素化し、かつ結合精度を確実に出す。軽量化を果たす。錆の発生がなくし、美観を向上する。【構成】 可変スロープを有する踏板装置は、踏板構成第1パネル11と、これの後端部11b にヒンジ部10を介して延長するように連結された踏板構成第2パネル21とを備えている。ヒンジ部10は、第1パネル11側の第1ヒンジ構成部12と、第2パネル21側の第2ヒンジ構成部22との組合わせにより構成されている。
請求項(抜粋):
倉庫(1) の出入口等の床側縁部(2) の上に前端部(11a) が載せられて傾斜状態に配置される踏板構成第1パネル(11)と、第1パネル(11)の後端部(11b) にヒンジ部(10)を介して延長するように連結された踏板構成第2パネル(21)とを備え、ヒンジ部(10)が、第1パネル(11)の後端部(11b) に設けられた第1ヒンジ構成部(12)と、第2パネル(21)の前端部(21a) に設けられた第2ヒンジ構成部(22)との組合わせにより構成されており、倉庫(1) の出入口等の床側縁部(2) の高さが相対的に低い場合に、第1パネル(11)の前端部(11a) が床側縁部(2) 上に載せられて、第1パネル(11)が床側縁部(2) に対し小さい角度で傾斜した状態に配置されるとともに、第2パネル(21)が第1パネル(11)と略同じ角度で延長するように傾斜せしめられ、倉庫(1) の出入口等の床側縁部(2) の高さが相対的に高い場合に、第1パネル(11)の前端部(11a) が床側縁部(2) 上に載せられて、第1パネル(11)が上記と略同じ小さい角度で傾斜した状態に配置されるとともに、第1ヒンジ構成部(12)に対して第2ヒンジ構成部(22)が回転することにより、第2パネル(21)が第1パネル(11)の傾斜角度よりも大きい角度で傾斜せしめられるようになされている、倉庫出入口等における可変スロープを有する踏板装置。

前のページに戻る