特許
J-GLOBAL ID:200903003428538190

現在位置算出システムおよび現在位置算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097217
公開番号(公開出願番号):特開平8-292049
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】車両が走行していると考えられる道路を検索し、車両の現在位置を、精度よく算出する現在位置算出システムを提供することを目的とする。【構成】プロセッサ18は、車両の進行方位と走行距離とに基づき、車両の現在位置であると予想される仮想現在位置を生成し、かつ、これに基づき、車両が何れかの道路上に存在する状態、或いは、存在しない状態を示す候補点を算出する。さらに、プロセッサ18は、候補点が、ひとたび、道路上に存在しない状態となった場合に、それ以後の車両の走行距離を計数する第1の計数手段と、この場合に、それ以降に、候補点が道路上に存在する状態中の、走行距離を計数する第2の計数手段とを備え、第1の計数手段の値が、第1の値以上になったときに、第2の計数手段の値が、第2の値よりも小さい場合に、候補点から所定の距離だけ離間した位置に、第2の仮想現在位置を生成し、第2の候補点を算出し、候補点および第2の候補点の信頼度の値の最も大きな候補点に対応する位置を、車両の現在位置と判断する。
請求項(抜粋):
車両に搭載され、該車両の現在位置を算出する現在位置算出システムであって、少なくとも、道路データを含む、道路地図を表わす地図データを記憶する手段と、車両の進行方位を検出する方位検出手段と、車両の走行距離を算出する距離算出手段と、前記方位検出手段により検出された前記進行方位と、前記距離算出手段により算出された前記走行距離とに基づき、車両の現在位置であると予想される仮想現在位置を生成する仮想現在位置生成手段と、前記仮想現在位置と、前記地図データに含まれる前記道路データとを比較し、車両が何れかの道路上に存在する状態、或いは、車両が道路上に存在しない状態を示す候補点を算出する候補点算出手段と、前記候補点が、ひとたび、道路上に存在しない状態となった場合に、それ以後の車両の走行距離を計数する第1の計数手段と、前記候補点が、ひとたび、道路上に存在しない状態となった場合に、それ以降に、前記候補点が道路上に存在する状態中の、車両の走行距離を計数する第2の計数手段と、前記第1の計数手段の値が、所定の第1の値以上になったときに、前記第2の計数手段の値が、所定の第2の値よりも小さい場合に、前記候補点から所定の距離だけ離間した位置に、少なくとも複数の第2の仮想現在位置を生成する第2の仮想現在位置生成手段と、前記第2の仮想現在位置のそれぞれと、前記地図データに含まれる前記道路データとを比較し、車両が何れかの道路上に存在する状態、或いは、車両が道路上に存在しない状態を示す第2の候補点を算出する第2の候補点算出手段と、前記候補点および前記第2の候補点が、前記車両の存在している位置である信憑性を示す信頼度を算出する信頼度算出手段と、前記候補点および前記第2の候補点のうち、前記信頼度の値の最も大きな候補点を選択し、これに対応する位置を、車両の現在位置と判断する判断手段とを備えたことを特徴とする現在位置算出システム。
IPC (4件):
G01C 21/00 ,  G06F 17/30 ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10
FI (4件):
G01C 21/00 E ,  G08G 1/0969 ,  G09B 29/10 A ,  G06F 15/40 370 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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