特許
J-GLOBAL ID:200903003430824770

光学式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123248
公開番号(公開出願番号):特開平9-304112
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で高精度の原点検出を可能とした原点検出方式を採用した光学式エンコーダを提供する。【解決手段】 スケール1、これに所定ギャップをもって対向配置されたインデックスを兼ねた受光手段2、スケール1に平行光を照射する光照射手段2、受光手段2の出力信号を処理して変位量を求める信号処理回路4を備え、スケール1の原点検出用パターンは、マスク部14をその幅より広い非マスク部で挟んで配置して形成され、原点検出用のフォトダイオードアレイ32は、マスク部14の幅の範囲内に等間隔で配列された第1,第2及び第3のフォトダイオードPD1,PD2及びPD3により構成され、原点検出回路5は、PD2の出力とPD1及びPD3の加算出力の差をとってエッジ検出を行い、PD1及びPD3の出力の排他的論理和によるゲート信号で原点検出パルスを抽出するように構成される。
請求項(抜粋):
所定ピッチの光学格子が形成されたスケールと、このスケールに所定ギャップをもって対向配置されて所定ピッチの光学格子が形成されたインデックスと、前記スケールに平行光を照射する光照射手段と、前記スケールとインデックスの相対移動に伴う明暗パターンの変化を検出する変位検出用受光手段と、この変位検出用受光手段の出力信号を処理して変位量を求める信号処理手段とを備え、更に前記スケールに形成された原点検出用パターンと、前記変位検出用受光手段に隣接して形成されて前記原点検出用パターンを検出する原点検出用受光手段と、この原点検出用受光手段の出力信号を処理して原点検出信号を出力する原点検出手段とを備えた光学式エンコーダにおいて、前記原点検出用パターンは、前記スケールの移動方向に沿って光の透過又は反射を阻止する少なくとも一つのマスク部と非マスク部とから形成され、前記原点検出用受光手段は、前記マスク部の幅の範囲内にスケール移動方向に等間隔で配列された第1,第2及び第3の矩形の受光素子により構成され、かつ前記原点検出手段は、前記第2の受光素子の出力と前記第1及び第3の受光素子の加算出力の差動をとって前記マスク部のエッジを検出して原点検出信号を出力するエッジ検出手段と、前記第1及び第3の受光素子の出力の排他的論理和をとって前記原点検出信号を抽出するゲート信号を生成するゲート手段とから構成されていることを特徴とする光学式エンコーダ。
IPC (3件):
G01D 5/36 ,  H01L 27/146 ,  H01L 31/10
FI (4件):
G01D 5/36 K ,  G01D 5/36 X ,  H01L 27/14 C ,  H01L 31/10 A

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