特許
J-GLOBAL ID:200903003436263605

高出力密度ディーゼルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-536966
公開番号(公開出願番号):特表2002-506949
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】エンジン10のエンジンブロック12には、圧縮気筒22と膨張気筒24が形成されている。圧縮ビストン34が圧縮気筒22に配置され、膨張ビストン36が膨張気筒24に配置されている。これらのビストンは、それぞれクランクシャフト26、28に連接されている。2つの定容積燃焼室48を内部に形成した回転予備室管44は、エンジンブロック12に結合されたハウジング14内に配置されている。導入および膨張ポートは、圧縮気筒22と膨張気筒24とを管44の燃焼室48に連通する流路をそれぞれ形成している。管44それ自身はハウジング14に回転可能に支持され、その軸46が気筒軸をほぼ縦断するように配置されている。エンジン10の動作時、燃焼室48が順次導入ポートを介して圧縮気筒22に連通するが、膨張気筒24との連通を遮断されるとともに、燃料噴射器62からの燃料を受取且つ燃焼を開始する位置にもたらされる。しかる後燃焼室は膨張ポートを介して膨張気筒24と連通して燃焼動作を完了する。
請求項(抜粋):
内部に圧縮気筒及び膨張気筒が形成されたエンジンブロックと、 前記圧縮気筒内に位置する圧縮往復運動部材及び前記膨張気筒内に位置する膨張往復運動部材であって、これらの往復運動部材の各々がクランク軸に連結されると共に前記圧縮気筒及び前記膨張気筒内を往復運動するように取り付けられた圧縮及び膨張往復運動部材と、 内部に形成された2つの定容積燃焼室を有する予備室管であって、該予備室管を通るように定義された長手方向管軸線を有し、前記燃焼室が前記管の反対両側に位置して概ね外向きの凹形状を有する予備室管と、 前記管を受け入れる空洞が内部に形成された部分を有するハウジングであって、該ハウジングが前記エンジンブロックに連結され、且つ導入ポートと膨張ポートを形成する部分を含んでおり、前記ポートが前記管と前記圧縮気筒の間と前記管と前記膨張気筒の間とにそれぞれ通路を形成しており、前記管が前記ハウジングによって回転可能に支持され、且つ前記管の軸線が前記圧縮及び前記膨張気筒、および前記管を回転させるための回転手段によって規定された気筒の軸線を概ね縦断する前記管軸線の方向に向けられているハウジングと、 前記往復運動部材の運動と前記管の回転を同調させるためのタイミング手段と、 前記燃焼室中へ燃料を噴射するように位置付けられた燃料噴射装置とを有するエンジンであって、 それによって、前記燃焼室が引き続いて前記導入ポートを介して前記圧縮気筒と連通し、その後該圧縮気筒との連通から離脱し、前記燃料噴射装置からの燃料を受ける位置に入り、そして前記膨張ポートを介して前記膨張気筒と連通するように、前記管が回転するエンジン。
IPC (3件):
F01B 17/02 ,  F02B 15/00 ,  F02G 3/02
FI (3件):
F01B 17/02 ,  F02B 15/00 B ,  F02G 3/02
Fターム (5件):
3G023AA02 ,  3G023AB05 ,  3G023AC04 ,  3G023AD29 ,  3G023AF01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-183671   出願人:迫地初男
  • 単流式エンジン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-056972   出願人:ダブリュー・シー・アイ・アウトドア・プロダクツ・インコーポレイテッド
  • 特公平2-059286

前のページに戻る