特許
J-GLOBAL ID:200903003436824267
スクロール型流体装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-284648
公開番号(公開出願番号):特開平7-139478
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】転覆モーメントが生じないように旋回スクロールを外周で支持して、信頼性の向上及び効率の向上を図る。【構成】一対の固定スクロール(5a, 5b)の間に旋回スクロール(6) が平行に配置されている。該旋回スクロール(6) は、回転支持機構(8) を介してクランク軸(42)が偏心して連結されている。そして、上記旋回スクロール(6) の外周端には支持筒(64)が連続形成されている。一方、上記回転支持機構(8) は、クランク軸(42)より遠心方向に延びる延長部材(81)と、クランク軸(42)の軸心より偏心して上記支持筒(64)が軸受(83)を介して嵌挿される回転筒(82)とより構成されている。また、軸受(83)が、軸受面長さが大きく形成された大軸受面部と、軸受面長さが小さく形成された小軸受面部とより構成されている。また、回転筒(82)には、旋回スクロール(6) の遠心力の作用面と同一平面上にバランスウェイト(84)が埋設されている。
請求項(抜粋):
鏡板(51, 52)の前面に渦巻状のラップ(53, 54)が立設された一対の固定スクロール(5a, 5b)が互いに前面を対面させて平行状態でケーシング(2) に固定される一方、該両固定スクロール(5a, 5b)の間には、鏡板(61)の両面にラップ(62, 63)が立設されてなる旋回スクロール(6) が、各ラップ(62, 63)を相対する固定スクロール(5a, 5b)のラップ(53, 54)に噛合させて平行に配置され、該旋回スクロール(6) には、回転支持機構(8) を介してクランク軸(42)が旋回スクロール(6) の中心に対して偏心して連結され、上記クランク軸(42)の回転によって旋回スクロール(6) が固定スクロール(5a,5b)に対して自転が阻止されて公転するようにしたスクロール型流体装置であって、上記旋回スクロール(6) における鏡板(61)の外周端には、該旋回スクロール(6) を回転支持機構(8) に回転自在に支持する円筒状の支持筒(64)が連続形成される一方、上記回転支持機構(8) は、一方の固定スクロール(5b)の背面側に位置してクランク軸(42)に連結され且つ該クランク軸(42)より遠心方向に延びる延長部材(81)と、該延長部材(81)の外周端から他方の固定スクロール(5a)に向って延び且つクランク軸(42)の軸心より偏心して上記支持筒(64)が軸受(83)を介して嵌挿される真円状の動力伝達面(8c)を有する円筒状の回転筒(82)とより構成されていることを特徴とするスクロール型流体装置。
IPC (3件):
F04C 18/02 311
, F04C 18/02
, F04C 29/00
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