特許
J-GLOBAL ID:200903003441746673

沸騰水型原子炉用燃料集合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-354391
公開番号(公開出願番号):特開2001-166079
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 沸騰水型原子炉用燃料集合体を構成する燃料棒の冷却材に対する熱の伝達を促進し、そのことによって燃料集合体の限界出力特性を向上させ、高出力で運転しても燃料棒が焼損(バーンアウト)することのない燃料集合体を得る。【解決手段】 複数本の燃料棒と該燃料棒よりも太径の水管がチャンネルボックスの四辺のうち炉心内配置状態において制御棒に隣接する二辺から遠ざかるように反制御棒側へ偏心配置されている沸騰水型原子炉用燃料集合体において、記正方格子配列の最外周に配置された燃料棒のうち前記制御棒に隣接する二辺に対面する燃料棒とチャンネルボックス内壁面との間のギャップを、反制御棒側の二辺に対面する燃料棒とチャンネルボックス内壁面とのギャップよりも広くしたもの。
請求項(抜粋):
複数本の燃料棒と該燃料棒よりも太径の水管とを含む棒状要素を正方格子状に配列して複数のスペーサにより長手方向に間隔を開けた複数箇所で支持した燃料バンドルを上下のタイプレートで保持して方形断面形状のチャンネルボックス内に収容した沸騰水型原子炉用燃料集合体であって、前記水管がチャンネルボックスの四辺のうち炉心内配置状態において制御棒に隣接する二辺から遠ざかるように反制御棒側へ偏心配置されているものにおいて、前記正方格子配列の最外周に配置された燃料棒のうち前記制御棒に隣接する二辺に対面する燃料棒とチャンネルボックス内壁面との間のギャップを、反制御棒側の二辺に対面する燃料棒とチャンネルボックス内壁面とのギャップよりも広くしたことを特徴とする沸騰水型原子炉用燃料集合体。

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