特許
J-GLOBAL ID:200903003457452726

工作機械の潤滑油温度制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190307
公開番号(公開出願番号):特開平7-040184
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 主軸装置に循環させる潤滑油の温度を制御し、遅れなく主軸温度を所定値に維持させる工作機械の潤滑油温度制御方法及び装置を提供する。【構成】 冷却手段11から吐出される潤滑油と、バイパス回路17の潤滑油とを可変混合バルブ3を通して主軸部5へ供給し、回収する潤滑油循環回路において、NCプログラムを先読みし、次の主軸回転数を検出し、主軸回転数の変速に先立ち必要に応じて冷却手段11の吐出能力を前記次の主軸回転数に対応した冷却熱量に変更する。
請求項(抜粋):
冷却手段で冷却された潤滑油を工作機械の主軸部に循環して主軸温度を所定値に維持する工作機械の潤滑油温度制御方法において、主軸回転数に対応した必要冷却熱量を予め記憶し、前記工作機械の加工プログラムを先読みして主軸回転数が低速から高速に変速されることを検知し、主軸回転数の変速に先立って次の高速の主軸回転数に対応した必要冷却熱量の潤滑油を前記冷却手段から吐出し、主軸回転数の変速が実行されるまでは、前記主軸部からの戻り潤滑油の一部をそのまま前記冷却手段から吐出される潤滑油と混合させ、現主軸回転数に対応した必要冷却熱量の潤滑油が前記主軸部に供給されるようその混合比を調節し、主軸回転数の変速後は前記混合をやめて、前記冷却手段から吐出される潤滑油のみを即座に前記主軸部へ供給するようにしたことを特徴とする工作機械の潤滑油温度制御方法。

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