特許

J-GLOBAL ID：200903003476415246

酸化ジルコニウム粉末及びその焼結体並びにそれらの製造方法

発明者： 召田 雅実
出願人/特許権者： 東ソー株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-117121
公開番号（公開出願番号）：特開2004-323261
出願日： 2003年04月22日
公開日（公表日）： 2004年11月18日
要約：

【課題】従来の部分安定化ジルコニア焼結体の製造は、原料粉末の仮焼と粉砕が必要であり製造工程が煩雑であった。また従来法の粉砕によって安定化剤を固溶させた原料粉末を用いた場合、焼結体中に単斜晶が生成し、焼結体品質が悪かった。【解決の手段】平均粒径が1μm以下の酸化ジルコニウムと安定化剤の混合粉末をスラリー濃度30重量%以下で湿式粉砕し、平均粒径を0.1μm以下とした酸化ジルコニウム粉末では、安定化剤が酸化ジルコニウム中に十分に固溶している。当該粉末を乾燥、成形、焼結した焼結体には単斜晶の生成がなく、耐熱水劣化性に優れている。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

安定化剤を含む酸化ジルコニウム粉末の混合粉砕粉末であり、X線回折による酸化ジルコニウムの格子定数が粉砕前より0.1%以上変動しており、結晶子径が25nm以下、平均粒径が0.01〜0.1μm、BET比表面積が30m2/g以上であることを特徴とする酸化ジルコニウム粉末。

IPC (2件)：

C04B35/48 ,  C01G25/02

FI (2件)：

C04B35/48 C ,  C01G25/02

Fターム (17件)：

4G031AA03 ,  4G031AA04 ,  4G031AA07 ,  4G031AA08 ,  4G031AA12 ,  4G031BA02 ,  4G031BA07 ,  4G031BA14 ,  4G031BA19 ,  4G031GA01 ,  4G031GA03 ,  4G048AA03 ,  4G048AB03 ,  4G048AC06 ,  4G048AC08 ,  4G048AD04 ,  4G048AE05

引用特許：

審査官引用 (2件)

• ジルコニア焼結体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-214381   出願人：黒崎窯業株式会社
• 特開昭62-207761