特許
J-GLOBAL ID:200903003478068810

撮像デバイスのラインノイズ除去方法及びそれを用いたラインノイズ除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-043422
公開番号(公開出願番号):特開平9-238355
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】カラー撮像デバイスに設けられている受光ピクセルの感光特性の不均一に起因するラインクロール現象を除く方法及び装置を提供する。【解決手段】カラー撮像デバイス2から出力されるピクセル信号Sをサンプルホールド回路4及びA/D変換器6でピクセルデータPに変換して画像メモリ8に記憶する。演算部12は、各ピクセルデータPに基づいて形成した輝度データに、不揮発性メモリ10に記憶されているラインクロール補正係数LCを乗算等することにより、受光ピクセルの感光特性が均一な場合に得られるのと実質的に等価な輝度データVを形成して出力する。ラインクロール補正係数LCは予め決められており、感光特性のほぼ等しい受光ピクセル毎に区分化(分類化)し、区分化された受光ピクセル同士の信号の加算平均値を求めて、夫々の加算平均値の比がラインクロール補正係数とされている。
請求項(抜粋):
複数の受光ピクセルに所定配列のカラーフィルタが設けられて成る受光領域を有する撮像デバイスのラインノイズ除去方法において、前記受光領域又は前記受光領域の内の特定領域に存在する複数の受光ピクセルについて、感光特性のほぼ等しい受光ピクセル同士から成る複数グループに区分化し、前記受光ピクセルから出力される信号の加算平均値を前記各グループ毎に求め、前記グループの内の特定グループについて求められた特定の加算平均値を基準にして、残余の前記各グループについて求められた前記加算平均値との比をラインクロール補正係数として求め、前記残余の各グループに該当する受光ピクセルより出力される信号を、前記ラインクロール補正係数に基づいて補正することを特徴とする撮像デバイスのラインノイズ除去方法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-013487
  • 特開昭60-150391
  • 特開昭63-078686
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審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-013487

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