特許
J-GLOBAL ID:200903003486482286

軸受部材用のねじ締結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  飛永 充啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-003386
公開番号(公開出願番号):特開2009-168043
出願日: 2008年01月10日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】軸系の振動や外力に由来するトルクでナットが弛むことをナット内周のリング部材でより確実に防止する。【解決手段】軸受3に支持される回転軸2の軸方向一端部に設けたねじ軸5にナット7を締め付けることにより、軸受3の内輪4等を締結するようにし、ナット7の凹部7bに嵌めたリング部材8を、鋼製のねじ軸5やナット7より柔らかい樹脂から形成された無端リングとし、ねじ軸5とナット7で締結する間に、リング部材8に対して雄ねじ5aにより複数ピッチの雌ねじ切りが行なわれるようにし、ナット7の戻り回転に抵抗する摩擦トルクを、リング部材8と雄ねじ5aの強い螺合部分で大きくした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸受部材を締結するねじ軸とナットを備え、前記ナットの内周に雌ねじ内径より拡径する凹部を形成し、その凹部に嵌めたリング部材を固定し、前記ナットと前記ねじ軸の螺合により前記リング部材を雄ねじに弾性接触させて当該ナットの戻り回転に抵抗する摩擦トルクを大きくした軸受部材用のねじ締結装置において、前記ねじ軸と前記ナットで締結する間に、前記雄ねじにより前記リング部材に対して複数ピッチの雌ねじ切りが行なわれるようにし、前記リング部材と前記雄ねじの螺合部分で上記摩擦トルクを大きくしたことを特徴とする軸受部材用のねじ締結装置。
IPC (2件):
F16B 39/34 ,  F16C 33/52
FI (2件):
F16B39/34 A ,  F16C33/52
Fターム (14件):
3J101BA38 ,  3J101BA45 ,  3J101BA46 ,  3J101FA04 ,  3J101FA41 ,  3J101FA60 ,  3J101GA60 ,  3J701BA38 ,  3J701BA45 ,  3J701BA46 ,  3J701FA04 ,  3J701FA41 ,  3J701FA60 ,  3J701GA60
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-293266   出願人:NTN株式会社
  • ころ軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-002809   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 弛み止めナット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-232997   出願人:エヌティエヌ株式会社

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