特許
J-GLOBAL ID:200903003487770919

油圧式デフロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-276926
公開番号(公開出願番号):特開平7-127713
出願日: 1993年11月05日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 軸受ケース内に残存する粉粒物をケース外に排出して軸受への侵入を防止する。【構成】 左右の軸受ケース3L,3Rに軸受4L,4Rを介してデフケース6を回転自在に支持し、このデフケース6の回転軸心に左右の出力軸7L,7Rを挿通し、前記デフケース6内に各出力軸7L,7Rに固定の左右のデフサイドギヤ8L,8Rを相対回転自在に支持するとともに左右のデフサイドギヤ8L,8Rと噛合する少なくとも一対のデフピニオン9を配置し、一方の出力軸7L,とデフケース6との間に両者を相対回転状態から一体回転状態に油圧で切り換えるデフロック手段12を設けている。前記デフロック手段12は、軸受ケース6に嵌合された油圧ピストン13と、この油圧ピストン13の作動で出力軸7L上を摺動するシフタ14を備え、該シフタ14とデフケース6とを互いに係脱自在にする咬合手段20を備え、前記軸受ケース3Lの下部側には前記咬合手段20による粉粒物を油でケース外に排出する通孔21が形成されている。
請求項(抜粋):
左右の軸受ケース(3L)(3R)に軸受(4L)(4R)を介してデフケース(6)を回転自在に支持し、このデフケース(6)の回転軸心に左右の出力軸(7L)(7R)を挿通し、前記デフケース(6)内に各出力軸(7L)(7R)に固定の左右のデフサイドギヤ(8L)(8R)を相対回転自在に支持するとともに左右のデフサイドギヤ(8L)(8R)と噛合する少なくとも一対のデフピニオン(9)を配置し、一方の出力軸(7L)とデフケース(6)との間に両者を相対回転状態から一体回転状態に油圧で切り換えるデフロック手段(12)を設けた差動装置(2)において、前記デフロック手段(12)は、軸受ケース(6)に嵌合された油圧ピストン(13)と、この油圧ピストン(13)の作動で出力軸(7L)上を摺動するシフタ(14)を備え、該シフタ(14)とデフケース(6)とを互いに係脱自在にする咬合手段(20)を備え、前記軸受ケース(3L)の下部側には前記咬合手段(20)による粉粒物を油でケース外に排出する通孔(21)が形成されていることを特徴とする油圧式デフロック装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-244639
  • 特開昭63-038764
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-244639
  • 特開昭63-038764

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