特許
J-GLOBAL ID:200903003498741333
車載用電子制御装置のデータ通信装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-357227
公開番号(公開出願番号):特開平5-174286
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 車両の故障診断に際し、車両に搭載された電子制御装置のセンサや部品等の故障検出誤りや検出漏れを減らし、正常なセンサや部品の交換、あるいは故障センサ・部品の交換漏れを極力減らすこと。および、マシンクロックの周波数を高くすることなしに、出力デ-タ波形を正確に検出すること。【構成】 車両に搭載された電子制御装置内の記憶装置に、当該電子制御装置が検査モ-ドにあること、および/または当該電子制御装置が現在実施している検査モ-ドを示すフラグを立て、電子制御装置内のデ-タを外部診断装置に転送する際に、まずそのフラグをチェックして電子制御装置による検査の実施、並びに必要に応じてはその検査モ-ド、電子制御装置の同期動作を確認し、その後で、デ-タの読込みを実施する。さらに、外部診断装置へ伝送しようとしている診断対象デ-タの繰返し変化周期が通常のデ-タ取込みの周期よりも短かく、当該デ-タの変化状態を正しく判別できない恐れがある時は、当該診断対象デ-タの転送、取込み周期を他のデ-タのそれよりも短く設定する。
請求項(抜粋):
各種のセンサおよびアクチュエ-タが接続され、通常動作モ-ドと検査モ-ドとを有し、検査モ-ドでは前記センサの出力信号、およびアクチュエータへの指令信号、ならびにエンジン動作パラメータなどの少なくとも1つのデ-タを収集し、通信ラインを介して前記デ-タを外部診断装置に伝送する車載用電子制御装置のデ-タ通信装置であって、前記車載用電子制御装置はその動作モ-ドを示すフラグを記憶する動作モ-ドフラグ記憶手段を有し、前記外部診断装置からの検査指令に応答して検査モ-ドに設定され、当該検査モ-ドに対応して予め決められた前記センサおよびアクチュエ-タに関連するデ-タ、ならびにエンジン動作パラメ-タなどの少なくとも1つを収集し、前記動作モ-ドを示すフラグと共に前記外部診断装置へ伝送することを特徴とする車載用電子制御装置のデ-タ通信装置。
IPC (4件):
G08C 19/00
, F02B 77/08
, G01M 17/00
, G05B 23/02
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