特許
J-GLOBAL ID:200903003500864464

テンプレートマッチング方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173962
公開番号(公開出願番号):特開平10-021389
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 ピラミッド構造データをもつテンプレートマッチングにおいて高速、高信頼性の位置検出を行うこと。【解決手段】 ピラミッド構造を持つ画像データに対して、画像縮小率の最も高い最上層において縮小された撮影画像の全ての点の縮小テンプレートに対する相関値を算出して相関値の分布を求め、相関値が極大となる点のうち所定の閾値以上の相関値を持つ点全てを候補点として抽出し、その後、最上層よりも縮小率の低い階層において、上位の層で抽出された各候補点に対して各候補点を中心とする近傍点における相関値を算出してその最大値を与える点のうち所定の閾値以上の相関値を持つ点全てを候補点として抽出する処理を1回あるいは複数回繰り返す。この処理が画像の縮小を行わない最下層に達しているならば、抽出された複数の候補点のうち相関値が最大である点を真のマッチング位置とする。
請求項(抜粋):
ピラミッド構造データを用いたテンプレートマッチング方法において、画像縮小率の最も高い最上層において縮小された撮影画像の全ての点の縮小テンプレートに対する相関値を算出し、前記相関値を算出した各点において周囲4近傍の点または周囲8近傍の点より相関値が大きい点のうち所定の閾値以上の相関値を持つ点全てを候補点として抽出する第1の工程と、最上層よりも縮小率の低い階層において、上位の層で抽出された各候補点に対して、各候補点を中心として周囲数点における相関値を算出し、その最大値を与える点のうち所定の閾値以上の相関値を持つ点全てを候補点として抽出する処理を1回あるいは複数回繰り返す第2の工程と、前記第2の工程の処理が画像の縮小を行わない最下層に達しているならば、抽出された複数の候補点のうち相関値が最大である点を真のマッチング位置とする第3の工程と、を含むことを特徴とするテンプレートマッチング方法。

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