特許
J-GLOBAL ID:200903003516412660

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319805
公開番号(公開出願番号):特開平10-157598
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ圧の上昇の遅れをなくすとともに、ブレーキフィーリングを向上できるブレーキ液圧制御装置を提供すること。【解決手段】 リザーバ11は、シリンダ21と、シリンダ21内にて図の上下方向に摺動可能なピストン22と、ピストン22を図の上方に付勢する第1バネ23とを備えており、シリンダ21の内周面とピストン22の上面とによりホイールシリンダ4から排出されたブレーキ油を貯溜する貯溜室24を形成している。この貯溜室24とマスタシリンダ1側の小室26とを連通して連通路27が設けられており、この連通路27には、前記ピストン22と一体でピストン22の上面から上方に突出するロッド(解除部)28が嵌挿されている。更に、ピストン22とロッド28との接続部分には、連通路27の開口部27b側をシールすることができるテーパ状のシール部29が設けられている。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の作動に応じて、ブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧発生手段と、該ブレーキ液圧発生手段からの前記ブレーキ液圧を受けて、前記車輪制動力を発生する車輪制動力発生手段と、前記ブレーキ液圧発生手段と前記車輪制動力発生手段とを連通する管路と、前記車輪制動力発生手段から排出されるブレーキ液を貯溜室内に導入して貯溜する貯溜手段と、前記貯溜室内に貯溜されたブレーキ液を吸入して前記管路に吐出可能な還流手段と、を備えたブレーキ液圧制御装置であって、前記貯溜手段は、前記車輪制動力発生手段からブレーキ液が導入される第1ポートと、前記還流手段によりブレーキ液が吸入される第2ポートとを備えるとともに、前記第1ポートと前記第2ポートとの間の流路に、前記ブレーキ液圧発生手段側から前記貯溜手段内へのブレーキ液の流入を防止するシール部を設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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