特許
J-GLOBAL ID:200903003518811759

二軸配向ポリエステルフイルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086277
公開番号(公開出願番号):特開平6-297561
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 逐次二軸延伸後の熱処理時に生じるボーイング現象を抑制し、縦、横方向に均一な物理的、化学的及び物理化学的性質を有する二軸配向ポリエステルフイルムの製造方法を提供する。【構成】 未延伸フイルムを縦、横方向に逐次延伸し、次いで熱処理して二軸配向ポリエステルフイルムを製造する方法であって、横延伸工程と熱処理工程の間に冷却工程を設けて二軸配向フイルムを一旦ポリエステルのガラス転移温度(Tg)以下に冷却し、次いで該熱処理工程を2つ以上のゾーンに分け、各ゾーンの温度を(Tg+10)°C以上でかつポリエステルの融点(Tm)より少くとも10°C低い温度とし、但し少くとも最終ゾーンの温度を横延伸温度より高くし、そして2番目以降のゾーンのフイルムの応力が特定式を満足するようにして熱処理することを特徴とする二軸配向ポリエステルフイルムの製造方法。
請求項(抜粋):
未延伸フイルムを縦、横方向に逐次延伸し、次いで熱処理して二軸配向ポリエステルフイルムを製造する方法であって、横延伸工程と熱処理工程の間に冷却工程を設けて二軸配向フイルムを一旦ポリエステルのガラス転移温度(Tg)以下に冷却し、次いで該熱処理工程を2つ以上のゾーンに分け、各ゾーンの温度を(Tg+10)°C以上でかつポリエステルの融点(Tm)より少くとも10°C低い温度とし、但し少くとも最終ゾーンの温度を横延伸温度より高くし、そして2番目以降のゾーンのフイルムの応力が下記式を満足するようにして熱処理することを特徴とする二軸配向ポリエステルフイルムの製造方法。【数1】(σm-σn)≧-1.0(kg/mm2 )(但し、式中でσm,σnは各ゾーンで発生する応力を示し、m,nは熱処理ゾーンに付けたゾーン番号を示し、m=n+1である。)
IPC (3件):
B29C 55/12 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-161319
  • 特開平1-165423

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