特許
J-GLOBAL ID:200903003529127736

トルクセンサの零点ドリフトの補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187962
公開番号(公開出願番号):特開平5-034220
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 磁歪式トルクセンサにおいて、温度変化にもとづき発生する零点ドリフトを補償する。【構成】 トルク伝達軸1の磁気異方性部2、3に対応して設けられた一対の検出コイル5、6からの互いに逆特性の信号を演算器22で減算して、トルクセンサの温度変化にともなう零点ドリフトを含んだトルク検出信号を得る。一方、前記逆特性の信号を演算器24で加算して、演算回路25、27により、零点ドリフトの大きさを演算する。得られた零点ドリフトの値を、演算器23により前記トルク検出信号から減算することで、零点ドリフトが補償されたトルク検出信号が得られる。
請求項(抜粋):
トルク伝達軸の外周面に形成された一対の磁気異方性部と、各磁気異方性部に対応して設けられて、互いに逆特性の信号を出力可能な一対の検出コイルと、両検出コイルからの出力信号の差を求めることにより、トルクセンサの温度変化にともなう零点ドリフトを含んだトルク検出信号を演算する手段と、両検出コイルからの出力信号の和を求めることにより、前記零点ドリフトに関する信号を処理し、前記トルク検出信号に含まれる零点ドリフトの大きさを演算する手段と、得られた零点ドリフトの値を前記トルク検出信号から減算する手段とを有することを特徴とするトルクセンサの零点ドリフトの補償装置。

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