特許
J-GLOBAL ID:200903003543690400

積層型電歪効果素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243423
公開番号(公開出願番号):特開平7-106652
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】全面電極型の積層型電歪効果素子において、積層体側面の絶縁体層を選択的除去法によって形成することに起因する素子の機械的強度の低下及び電気的特性の劣化がなく、しかも絶縁体層を選択的に形成した素子よりも製造コストの低減を図ることができるようにする。【構成】内部電極層2の積層体側面への露出部を絶縁するための絶縁体層51A及び、内部電極層2を一層置きに接続するための外部電極層31Aをスクリーン印刷により形成する。絶縁体層51Aの形状を、帯状に連続する形状として一つの絶縁体層51Aで全内部電極層2の露出部を絶縁する。外部電極層31Aの形状は、内部電極層2の露出部に接続する部分が絶縁体層51Aの帯状部分から櫛歯状に突出する形状とする。絶縁体層51Aの積層方向の側辺の、外部電極層31Aの各櫛歯状突出部に挾まれる部分に、連続した線で描かれる凹み部を設ければ、素子の信頼性がより向上する。
請求項(抜粋):
電歪効果を示すセラミック層と前記セラミック層の平面形状と同一な平面形状をもつ内部電極層とを交互に積層してなる積層体の積層方向に沿う軸に平行な第1の側面上に、前記積層方向に帯状に連続し前記内部電極層の前記第1の側面への露出部を部分的に覆う第1の絶縁体層と、前記第1の絶縁体層上に設けられ、前記内部電極層のうち一層おきに配置された第1の内部電極層の前記第1の側面への露出部を電気的に接続する第1の外部電極層を設け、前記積層体の前記積層方向に沿う軸に平行な第2の側面上には、前記積層方向に帯状に連続し前記内部電極層の前記第2の側面への露出部を部分的に覆う第2の絶縁体層と、前記第2の絶縁体層上に設けられ、前記内部電極層のうち前記第1の内部電極層とは異なる第2の内部電極層の前記第2の側面への露出部を電気的に接続する第2の外部電極層を設け、前記第1の外部電極層及び前記第2の外部電極層の平面形状を、各内部電極層と接続する部分が各絶縁体層から櫛歯状に突出した形状にした構造の積層型電歪効果素子。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-225975
  • 特開昭62-211974

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