特許
J-GLOBAL ID:200903003547085722

パイロット式リリーフ弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜本 忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016291
公開番号(公開出願番号):特開平10-213247
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 ストレーナ等を用いずにリリーフ用ポートの開口縁とパイロット弁との間に微小異物が喰い込むことがないようにする。【解決手段】 高圧側2を圧力室8に連通する軸孔9を有するピストン10を、軸孔9を有するピストン本体20と、そのピストン本体20の盲穴23に嵌合した補助ピストン21で構成し、この補助ピストン21と盲穴23との間に微小隙間27を形成して軸孔9に流入した高圧流体が微小隙間27を経て圧力室8に流入するようにする。これによって、高圧流体に混入した微小異物が微小隙間27に捕捉され、圧力室8に入り込むことがないから、リリーフ用ポート11の開口縁11aとパイロット弁12との間に微小異物が喰い込むことがない。
請求項(抜粋):
高圧側2と低圧側4を連通・遮断する主弁6と、軌孔9を有し主弁6に嵌挿されて高圧側2を圧力室8に連通するピストン10と、圧力室8を低圧側4に連通するリリーフ用ポート11と、このリリーフ用ポート11の開口縁11aにスプリング13で押しつけられ、圧力室8内の圧力でスプリング13に抗して移動して開口縁11aから離れるパイロット弁12を備え、高圧側2の高圧流体が設定圧力以上となるとパイロット弁12が開口縁11aから離れて圧力室8内の高圧流体がリリーフ用ポート11から低圧側4にパイロット流体として流出し、それによって圧力室8内の圧力が高圧側2の圧力よりも低下して主弁6が高圧側2と低圧側4を連通して大流量の高圧流体が低圧側4に流出するようにしたパイロット式リリーフ弁において、前記ピストン10を、軸孔9を有するピストン本体20と、このピストン本体20に嵌合した補助ピストン21とで構成し、このピストン本体20と補助ピストン21との間に微小隙間27と、この微小隙間27の流入側を軸孔9に連通し、かつ流出側を圧力室8に連通する流路を形成したことを特徴とするパイロット式リリーフ弁。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-245586
  • 特公平2-009228
  • 特開平2-245586
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