特許
J-GLOBAL ID:200903003548907483
ガスタービンの燃焼装置及びガスタービンの燃料供給方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-151038
公開番号(公開出願番号):特開2001-329863
出願日: 2000年05月23日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 燃料供給ライン6の燃料圧力を一定に保持する弁を設けることなく所定の流量の燃料に制御する。【解決手段】 フィードフォワード変換器22で計画圧力及び計画温度に応じて設定された計画CV値と、フィードバック変換器24及び比例・積分制御手段27で求められた偏差CV値とを統合した指令CV値に基づいて流量調整弁11に出力される開度指令を設定し、フィードフォワード制御によりに計画CV値に応じて開度指令を出力して流量調整弁11の開閉を制御し、制御が開始された後は、実際の差圧を加味してフィードバック制御により計画CV値と偏差CV値とを統合した指令CV値に応じて開度指令を出力して流量調整弁11の開閉を制御し、燃料供給ライン6の燃料圧力を一定に保持する弁を設けることなく所定の流量の燃料に制御する。
請求項(抜粋):
圧縮機で圧縮された空気が燃料と共に燃焼器に導入され、燃焼器で得られた燃焼ガスがタービンに導入されることでタービンが駆動されるガスタービンの燃焼装置において、燃焼器に燃料を供給する燃料供給ラインと、燃料供給ラインに設けられ燃料の流量を調整する流量調整手段と、流量調整手段の前後流における燃料供給ラインの燃料差圧を検出する差圧検出手段と、ガスタービンの要求出力に応じた燃料量となるように流量調整手段を調整して燃料量を制御する制御手段とからなり、制御手段には、ガスタービンの要求出力に応じた燃料量となる流量調整手段の操作量を設定するフィードフォワード型第1操作量設定手段と、ガスタービンの要求出力に応じた燃料量となる流量調整手段の操作量に対して差圧検出手段で検出された差圧情報を加味して補正操作量を設定するフィードバック型第2操作量設定手段と、前回の指令操作量とフィードバック型補正操作量との偏差に基づいて偏差操作量を演算する演算手段と、操作量とフィードバック型偏差操作量を統合して指令操作量を演算して流量調整手段に出力する演算出力手段とが備えられていることを特徴とするガスタービンの燃焼装置。
前のページに戻る