特許
J-GLOBAL ID:200903003552822816

無線通信システムおよび無線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-163039
公開番号(公開出願番号):特開2001-345755
出願日: 2000年05月31日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 送信電力制御周期の最適な切換制御を実施して、送信電力制御の効果を高く発揮することが可能な無線通信システムおよび無線装置を提供する。【解決手段】 基地局の伝送路変動速度検出部20は、フェージング周期から移動局との間の伝送路の変動速度Sを検出し、制御周期判定部21は、伝送路変動速度Sが基準値S1未満や基準値S2以上の際に、送信電力の制御周期Tを短周期Tlに設定し、基準値S1以上基準値S2未満の際には、制御周期Tを長周期Tsに設定し、電力制御部14は、TPCビット検出部13が検出するTPC信号に基づいて、制御周期Tで送信部15の送信電力を制御する。移動局では、電力検出部3が、基地局からの無線信号の受信電力を、基地局より通知される制御周期Tで平均化して測定し、TPCビット生成部4が、上記測定した電力と基準値を比較してTPC信号を生成し、基地局に送信するようにしたものである。
請求項(抜粋):
ネットワークに接続可能な基地局と移動局とをCDMA(Code Division Multiple Access)方式の無線通信に接続するもので、前記基地局と前記移動局との間で、一方の局からの送信信号の受信電力レベルに応じて、他方の局の送信電力レベルを制御する無線通信システムにおいて、伝送路の変動速度を検出する伝送路変動速度検出手段と、この伝送路変動速度検出手段にて検出された変動速度が第1の閾値以上第2の閾値未満の場合には、一方の局にて受信される他方の局の送信信号の受信電力レベルを所定の周期で平均化して求め、この受信電力レベルに応じて前記他方の局の送信電力レベルを制御し、一方、前記伝送路変動速度検出手段にて検出された変動速度が第1の閾値未満あるいは第2の閾値以上の場合には、一方の局にて受信される他方の局の送信信号の受信電力レベルを前記所定の周期よりも長い周期で平均化して求め、この受信電力レベルに応じて前記他方の局の送信電力を制御する送信電力制御手段とを具備することを特徴とする無線通信システム。
IPC (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00
FI (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04J 13/00 A
Fターム (10件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K067AA03 ,  5K067CC10 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067GG08 ,  5K067GG09 ,  5K067HH21

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