特許
J-GLOBAL ID:200903003555124907
自動車の差動制限装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003172
公開番号(公開出願番号):特開平6-206459
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 走破性の良い自動車の差動制限装置を提供する。【構成】 車輪の設置荷重Wは、車両に作用する前後方向、旋回時の加速度に基づいて補正する。各車輪の設置路面のμすなわち路面摩擦係数を得る。実施例では、この路面摩擦係数μは、ABS用コントロールユニット41において算出され、コントロールユニット43に入力される。各車輪について限界駆動トルクTi=Wi・μi・Riを算出する。つぎに前後輪間C、前輪間F、及び後輪間Rの限界駆動トルク差を算出する。前後輪間においては左右前輪合計左右後輪合計トルク値で比較しギア比FGRを考慮する。前後輪間限界駆動トルク差C、後輪間限界駆動トルク差R、及び前輪間限界駆動トルク差Fの値を比較しその大きさに応じて電磁クラッチに供給する電流値を設定する。決定した電流がそれぞれディフアレンシャルに対応する電磁クラッチに供給されるように制御する。
請求項(抜粋):
所定条件下で複数のデファレンシャル全ての差動を制限する制御系を備えた自動車の差動制限装置において、上記複数のデファレンシャルは、車軸間に設けられた第1デファレンシャルと、後輪間に設けられた第2デファレンシャルと、前輪間に設けられた第3デファレンシャルとからなり、前記第1デファレンシャルに付設され、該第1デファレンシャルの差動を制限する第1差動制限手段と、前記第2デファレンシャルに付設され、該第2デファレンシャルの差動を制限する第2差動制限手段と、前記第3デファレンシャルに付設され、該第3デファレンシャルの差動を制限する第3差動制限手段と、各車輪の限界トルク値を算出する限界トルク算出手段と、前輪間、後輪間及び車軸間の限界トルク値の差が大きい順に対応する差動制限手段を作動させる作動順位決定手段と、を備えたことを特徴とする差動制限装置。
IPC (3件):
B60K 17/35
, B60K 17/20
, B60K 23/04
引用特許:
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