特許
J-GLOBAL ID:200903003559470222

3ポート型光サーキュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-201934
公開番号(公開出願番号):特開平6-027415
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 構成光部品の高精度加工が不要で、隣接ポート間の間隔を広げられるため組立調整及び固定も容易に行うことができ、各ポートにレンズを組み込めるため光の結合効率が高く、高アイソレーションを有する。【構成】 1/2波長板10を介して第1の非相反部20と第2の非相反部30とを縦続配置し、それらの光軸方向の一方に第2ポートP2 を位置させ、他方に第1ポートP1 と第3ポートP3 を並置する。第1及び第2の非相反部は、ファラデー回転子25の両側に楔状複屈折プリズム26,28を、ファラデー回転子35の両側に楔状複屈折プリズム36,38を配置する。両楔状複屈折プリズムは互いの厚肉部と薄肉部とが相対向し、且つ対向面が傾きのない面あって、その面内にある光学軸が互いに45度をなすように組み合わせられている。
請求項(抜粋):
1/2波長板を介して第1の非相反部と第2の非相反部とを縦続配置し、それらの片側に第2ポートが位置し、反対側に第1ポートと第3ポートとが位置する3ポート型光サーキュレータであって、両非相反部は45度ファラデー回転子の両側にそれぞれ楔状複屈折プリズムを配置した構造であり、両楔状複屈折プリズムは互いの厚肉部と薄肉部とが相対向し、且つ対向面が傾きの無い面であって、その面内に光学軸があり、両光学軸が互いに45度をなすように組み合わせられており、1/2波長板を介して隣接する関係にある楔状複屈折プリズムは両光学軸が互いに45度をなすように組み合わせられており、第1ポートに配置する第1のファイバコリメータはレンズと偏波保存光ファイバからなり、第2ポート及び第3ポートに配置する第2及び第3のファイバコリメータはそれぞれレンズと光ファイバとからなり、第1ポートからの直線偏光信号光は両非相反部を通って第2ポートに結合し、第2ポートからの信号光は両非相反部を通って第3ポートに結合する3ポート型光サーキュレータ。

前のページに戻る