特許

J-GLOBAL ID：200903003570161010

深絞り性に優れた加工用熱延鋼板の製造方法

発明者： 土師 純治 ,  脇田 淳一 ,  川崎 薫
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-061677
公開番号（公開出願番号）：特開平7-268462
出願日： 1994年03月30日
公開日（公表日）： 1995年10月17日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、平均ランクフォード値(平均r値)が1.1以上で、各方向のr値の最小値が高く、深絞り性に優れた加工用熱延鋼板を特別な元素を添加せずに経済性よく製造する方法の提供を目的とする。【構成】 重量%でC:0.01〜0.05%、Mn:0.10〜0.30%、Si:0.001〜0.05%、P:0.02%以下、S:0.004〜0.012%、Al:0.01〜0.1%、N:0.001〜0.007%を含み、その他Fe及び不可避的成分からなる鋼片をMnS固溶温度以上に加熱し、1200°C以上で合計の圧下率が5%以上となるよう圧延した後、1200〜1000°Cの温度範囲に3〜20分保持した後、Ar3 点以上で仕上圧延を行い、仕上圧延終了後0.5秒以内に30°C/秒以上で冷却することにより、平均r値が1.1以上であり各方向のr値の最小値が0.7以上の深絞り性に優れた加工用熱延鋼板を得る。

請求項（抜粋）：

重量%でC :0.01〜0.05%、Mn:0.10〜0.30%、Si:0.001〜0.05%、P :0.02%以下、S :0.004〜0.012%、Al:0.01〜0.1%、N :0.001〜0.007%、その他Fe及び不可避的成分からなる鋼片をMnS固溶温度以上に加熱し、1200°C以上で合計の圧下率が5%以上となるよう圧延した後、1200〜1000°Cの温度範囲に3〜20分保持した後、Ar3 点以上で仕上圧延を行い、仕上圧延終了後0.5秒以内に30°C/秒以上で冷却することを特徴とする深絞り性に優れた加工用熱延鋼板の製造方法。

IPC (4件)：

C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06