特許
J-GLOBAL ID:200903003573715319

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-374039
公開番号(公開出願番号):特開2006-177519
出願日: 2004年12月24日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】 鋼製の軸受と軽合金製のナックルとの組み合せによるガルバニック腐食によってナックルに電食が発生するのを防止すると共に、軸受とナックルとの間に外部から雨水等が浸入するのを防止し、耐久性と信頼性を向上させた車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 軽合金製のナックル2とハブ輪1の小径段部5との間に嵌合された車輪用軸受3を備えた車輪用軸受装置において、外輪14の端部外径に環状溝27が形成されると共に、この環状溝27に耐熱性の熱可塑性合成樹脂からなるシールバンド28が射出成形により充填され、このシールバンド28を外輪14の外表面より僅かに突出するように形成してナックル2に弾性接触させているので、外部から雨水等がこの部位に浸入するのを防止することができ、ナックル2の電食を防止し、耐久性と信頼性を向上させた車輪用軸受装置を提供することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
懸架装置を構成する軽合金製のナックルと、 一端部に車輪取付フランジを一体に有し、この車輪取付フランジから軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、 このハブ輪の小径段部と前記ナックル間に嵌合され、内周に複列の外側転走面が形成された外輪と、外周に前記複列の外側転走面に対向する内側転走面が形成された一対の内輪と、これら両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体とを有する車輪用軸受とを備え、前記ナックルに対して前記ハブ輪が回転自在に支承されている車輪用軸受装置において、 前記外輪の端部外径に環状溝が形成されると共に、この環状溝に弾性部材からなるシールバンドが充填され、このシールバンドを前記外輪の外表面より僅かに突出するように形成して前記ナックルに弾性接触させたことを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
F16C 33/78 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/58 ,  F16C 33/76
FI (4件):
F16C33/78 E ,  F16C19/18 ,  F16C33/58 ,  F16C33/76 Z
Fターム (8件):
3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BA03 ,  3J016CA03 ,  3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 転がり軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-201026   出願人:日本精工株式会社

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