特許
J-GLOBAL ID:200903003581512761
画像読取装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
峰 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-307136
公開番号(公開出願番号):特開平5-153336
出願日: 1991年10月28日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 読取手段を移動させる駆動系および移動機構が遊びを有するものであっても読取手段の前進方向、後進方向の移動の向きによる読取手段の位置制御にずれを生じることのない画像読取装置を提供する。【構成】 読取手段9を原稿保持手段4、22に対して副走査方向に相対的に移動させて原稿8の読取りを行う画像読取装置において、往復移動の前進過程および後進過程で基準マーカ20を検出して駆動源14のパルス補正値を算出し、実際の往復移動読取り時に補正値に基づいて補正を行う。
請求項(抜粋):
原稿を保持する原稿保持手段に対して読取手段を副走査方向に相対的に移動させ、その所定移動量毎に1ライン分の読取りを行う画像読取装置であって、前記読取手段を移動機構を介して移動させる駆動手段と、この駆動手段の単位駆動量に対応して待機位置からの計数値を駆動方向に応じて増減する計数手段と、前記原稿保持手段の副走査方向の読取領域外に設けた基準マーカとを有し、この基準マーカを前記読取手段がその移動中に検出した時の前記計数手段の計数値を記憶し、この記憶した計数値および前記計数手段の計数値に基づいて、移動過程での前記読取手段の原稿保持手段に対する相対位置を管理して読取手段を前進移動させて指定される読取開始指定位置から、および読取手段を後進移動させて指定される読取終了指定位置からそれぞれ前記原稿の読取動作を行う画像読取装置において、前記駆動手段を前進駆動して、前記読取手段が前進移動の過程において前記基準マーカを検出した時の前記計数手段の前記待機位置からの計数値N1を読出す手段と、前記駆動手段を後進駆動して、前記読取手段が後進移動の過程において前記基準マーカを検出した時の前記計数手段の前記待機位置からの計数値N2を読出す手段と、前記計数値N1、N2から補正値Nを算出する手段と、前記計数値N1、N2、補正値Nのうちの少なくとも2つを管理データとして記憶する記憶部と、後進移動における前記読取手段の読取動作終了後、前記計数手段の計数値および前記記憶部の管理データに基づいて、前記計数値N1を基準として前記駆動手段の駆動量を決定するとともに、前記駆動手段を少なくとも前記補正値Nに対応する駆動量前進駆動させることにより前記読取手段を読取開始指定位置に移動させるとともに、引き続き前記駆動手段を前進駆動して前進方向の読取動作を行う前進読取制御手段と、前進移動における前記読取手段の読取動作終了後、前記計数手段の計数値および前記記憶部の管理データに基づいて、前記計数値N2を基準として前記駆動手段の駆動量を決定するとともに、前記駆動手段を少なくとも前記補正値Nに対応する駆動量後進駆動させることにより前記読取手段を読取終了指定位置に移動させるとともに、引き続き前記駆動手段を後進駆動して後進方向の読取動作を行う後進読取制御手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
IPC (2件):
H04N 1/04 103
, G06F 15/64 325
前のページに戻る