特許
J-GLOBAL ID:200903003596285877

FSK変調波の復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289006
公開番号(公開出願番号):特開平5-130154
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】従来、FSK変調波の復調回路にはPLL回路等が応用されているが、高周波で周波数変移の少ない変調波を弁別できないので改善する。【構成】回線入力30をコンパレータで方形波31とし、微分回路15でこの方形波の立上り点と立下り点を示す微分出力32を取出しCPU16に与える、CPUではパルス幅計測カウンタ161で順次微分出力32のパルス幅を計測しパルス幅データを受信パルス出力カウンタ163と変換テーブル162に与える。カウンタ163は方形波31と同波形の出力33を出力し、変換テーブル162は受信出力33の各立上り点,立下り点に対し、対応パルス幅と中心周波数の半周期との差に応じ遅延幅を出力する。受信遅延パルス出力カウンタ164はこの遅延幅分遅延された受信遅延出力34を出力する。この両波33,34をEXORゲート9に与え、平滑整形して受信データRDを得る。
請求項(抜粋):
通信回線から入力したFSK変調波のゼロクロス点間の時間幅を順次計測する手段と、この計測された時間幅を順次H,Lの2値とする第1の方形波信号を出力する手段と、前記計測された時間幅と中心周波数の半周期との偏差に応じ所定の関係で増減する遅延幅を該時間幅毎に演算出力する手段と、前記第1の方形波信号中の交互に表れる立上り点及び下り点を夫々当該の点に関わる前記時間幅から求められた前記遅延幅ずつ遅延させてなる第2の方形波信号を出力する手段と、この第1の方形波信号と第2の方形波信号とのEXOR条件を求める手段とを備え、該手段よりのEXOR出力を平滑化したうえ、2値化して最終の復調データを出力することを特徴とするFSK変調波の復調回路。

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