特許
J-GLOBAL ID:200903003597786691

還元溶融スラグ生成用サイドチャージ式直流電気溶融炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-219793
公開番号(公開出願番号):特開2000-039118
出願日: 1998年07月17日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】【課題】 粉粒状原料の装入を運転中も可能にして常時フォーミングスラグを生成させるサブマージドアーク電気溶融を実現し、還元溶融中に発生するCOガスを粉粒体層から意図的に抜き出させやすくすること。【解決手段】 一本の可動マイナス電極棒6と、カーボン質耐火物7で形成した炉底に広がるように埋設された炉底プラス電極体8とを設ける。溶融スラグ4を覆うように形成されるフォーミングスラグ層11の上に原料2を炉側から可動マイナス電極棒6に向けて押し込むためのサイドチャージ口12が、同一高さ位置の面内に等角度で二または三か所炉壁に設置される。サイドチャージ口12から原料2を押し出すプッシャ15が、ロータリフィーダ19によって層高に応じて調整された量の原料を炉内に供給する。押し出された原料の層厚を意図的になだらかに減少させ、原料のゆきわたらない薄層部から、COガス等を抜け出させやすくする。
請求項(抜粋):
炉体中央で昇降する垂直な一本の可動マイナス電極棒と、カーボン質耐火物で形成した炉底に広がるように埋設されて直流電力を供給する炉底プラス電極体とを備え、還元剤の配合された粉粒状原料から還元容易な金属酸化物を溶融還元して溶融銑鉄を生成すると共に、金属を可及的に含まない溶融スラグを生成して前記溶融銑鉄上に滞留させることができるようになっており、前記溶融スラグを排出するための出滓口が前記溶融銑鉄を排出するための出銑口よりも高い位置に設けられているサブマージドアーク直流電気溶融炉において、溶融スラグを覆うように形成されるフォーミングスラグ層上に原料を炉側から前記可動マイナス電極棒に向けて押し込むためのサイドチャージ口が炉壁に設けられていることを特徴とする還元溶融スラグ生成用サイドチャージ式直流電気溶融炉。
IPC (7件):
F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F27B 3/08 ,  F27B 3/18 ,  F27B 3/20 ,  F27D 11/10 ,  H05B 7/18
FI (7件):
F23G 5/00 115 B ,  F23G 5/00 ZAB ,  F27B 3/08 ,  F27B 3/18 ,  F27B 3/20 ,  F27D 11/10 ,  H05B 7/18 A
Fターム (28件):
3K061AA18 ,  3K061AA23 ,  3K061AB03 ,  3K061AC02 ,  3K061AC03 ,  3K061CA08 ,  3K061CA12 ,  3K061DB04 ,  3K061DB11 ,  3K061DB19 ,  3K061DB20 ,  3K084AA02 ,  4K045AA04 ,  4K045BA07 ,  4K045CA05 ,  4K045CA06 ,  4K045DA06 ,  4K045DA07 ,  4K045RA01 ,  4K045RB02 ,  4K045RC02 ,  4K045RC10 ,  4K045RC11 ,  4K063AA04 ,  4K063BA13 ,  4K063CA06 ,  4K063FA55 ,  4K063FA64
引用特許:
審査官引用 (5件)
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