特許
J-GLOBAL ID:200903003604352619
遷移金属化合物およびオレフィン重合用触媒ならびに重合方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中嶋 重光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-200115
公開番号(公開出願番号):特開平11-199592
出願日: 1998年07月15日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 オレフィン重合用触媒に有用な新規な遷移金属化合物、優れた重合活性を示すオレフィン重合用触媒、該触媒を用いたオレフィンの重合方法を提供する。【解決手段】 オレフィン重合用触媒は、(A):下記一般式(I)の新規な遷移金属化合物と、(B):有機金属化合物、有機アルミニウムオキシ化合物、遷移金属化合物(A)と反応してイオン対を形成する化合物よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物とからなる。【化1】
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表わされる遷移金属化合物;【化1】(式中、Mは、周期律表第3〜11族の遷移金属原子を示し、mは、1〜6の整数を示し、Aは、酸素原子、イオウ原子、セレン原子、または、結合基-R5を有する窒素原子を示し、Bは、Nの結合基として、-R9および-R10、または=C(R11)R12を示し、R1〜R12は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、ヘテロ環式化合物残基、酸素含有基、窒素含有基、ホウ素含有基、イオウ含有基、リン含有基、ケイ素含有基、ゲルマニウム含有基、またはスズ含有基を示し、これらのうちの2個以上が互いに連結して環を形成していてもよく(R1とR9またはR1とR10が連結して芳香環を形成するものは除く)、また、mが2以上のときは、一つの配位子に含まれるR1〜R12のうちの1個の基と、他の配位子に含まれるR1〜R12のうちの1個の基とが結合されていていもよく、R1同士、R2同士、R3同士、R4同士、R5同士、R9同士、R10同士、R11同士、R12同士は互いに同一でも異なっていてもよく、nは、Mの価数を満たす数であり、Xは、水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、酸素含有基、イオウ含有基、窒素含有基、ホウ素含有基、アルミニウム含有基、リン含有基、ハロゲン含有基、ヘテロ環式化合物残基、ケイ素含有基、ゲルマニウム含有基またはスズ含有基を示し、nが2以上の場合には、Xで示される複数の基は互いに同一でも異なっていてもよく、またXで示される複数の基は互いに結合して環を形成してもよい。)
IPC (5件):
C07F 7/28
, C07F 7/00
, C07F 17/00
, C08F 4/642
, C08F 10/00
FI (5件):
C07F 7/28 F
, C07F 7/00 A
, C07F 17/00
, C08F 4/642
, C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特公昭42-000796
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リビングオレフィン重合方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-544198
出願人:マサチューセッツ・インスティチュート・オブ・テクノロジー
引用文献:
審査官引用 (13件)
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Anales de Quimica, Serie B: Quimica Inorganica y Quimica Analitica (1983), 79(2), 165-8
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REVUE ROUMAINE DE CHIMIE, 1978, V23 N8, P1267-1273
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New Macromolecular Architecture and Functions, Proceedings of the OUMS'95, 2nd, Toyonaka, Japan,
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Organometallics (1994), 13(4), 1433-44
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Journal of the Chemical Society, Chemical Communications (1993), (21), 1658-60
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Journal of the Chemical Society, Chemical Communications (1992), (14), 1019-20
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Journal of the American Chemical Society (1992), 114(21), 8129-37
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Chromatographia (1987), 23(2), 86-8
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Inorganica Chimica Acta (1986), 117(1), 27-37
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Koordinatsionnaya Khimiya (1983), 9(2), 227-33
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Inorganica Chimica Acta (1979), 35(1), 35-41
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Asian Journal of Chemistry (1994), 6(4), 782-8
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Inorganica Chimica Acta (1982), 59(1), 33-9
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